第六話 ページ7
目をつぶってから少しすると…
手に暖かい感触と
「んーどれどれ」
腕を持ち上げられる。
目を開けてみると腕を見る岸谷さん。
さまざまな傷がある醜い腕。
「うーん。軽い打撲かな?しばらく使わないようにしていれば大丈夫。」
「…ありがとうございます。」
「左腕は包帯してあるけど大丈夫?」
「あーこれは怪我じゃないんで。んー、いろいろ?」
「まぁ、深くは問わないよ。」
「ありがt…!?あれ…この気配…!!」
この気配は…懐かしい…近づいてる!
「「?」」
ガチャ。というドアの開閉音の後私は立ち上がった。
二人ともびっくりしてる。
来る。あぁ…
≪ただいま≫
PDAを見せる黒い影。
「あぁ、セルティ、おかえり。」
岸谷さんはニコニコして出迎えた。
「よぉ。」
平和島さんも挨拶をする。
≪来客か、邪魔したな≫
そして私は…
「…お久しぶりです。セルティ・ストゥルルソン様。」
「「!?」」
≪失礼ですがどなたですか?≫
「ずいぶん前に会ったことがあるはずです。
父の名はエドウィン・サンティルカ、私は…ロゼ・サンティルカです。」
そういうと抱きしめてくれるセルティさん。
「長い間探しました。父は死にました。父が残した物について話に来ました。」
≪そうか、とうとう…。辛かったな。≫
「私の周りの方がどんどん居なくなるのは辛かったです。でもようやく見つけた…。」
≪すまない。≫
「いいえ。なんのなんの!…よし、決めた私日本に住みます!」
「ちょっと、俺のセルティに抱きついて長々と話すのはやめt…ぐぉふ!」
セルティさんの黒い霧が岸谷さんに攻撃した。
≪日本は素晴らしい所だぞ!歓迎する!≫
「わーい!」
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クッキー - 続きすごく気になります。更新頑張って下さい。 (2015年11月3日 0時) (レス) id: dcb396dc31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒狐玄狼 | 作成日時:2012年4月7日 23時