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22.あと2人 ページ23

トド松先生と長話をしていると
すっかり時間が経っているのを忘れていた。

時計をみてはっとした。


「全然いいけど?どうせまだ
帰ることなさそうだし。」

「え、?」


なんで?と、トド松先生の顔を
疑問に思いながらじっと見ていると、


「トッティ!!」


という声が聞こえた。


その声に2人で振り返ると
そこにまた同じ顔が二人並んでいた。


「持ってきてくれた?兄さん達。」

「あ?持ってきたよ。」

「うん、ありがと。」


赤と緑の某ゲーム会社のキャラクター
みたいな2人が食材をトド松先生の
カゴにごそっと入れた。

私とバッチリ目が合うと「誰?」と
赤色の方の人が言った。

てか、松野先生にそっくり。

「この制服、赤塚高校?」

「そうだよ、一松兄さんのとこの生徒。」

「え、なんで?」

「なんか、ね?」

「え、あ、...はい。」

緑の服の人が私の制服を見て
そう言った。

トド松先生は私に目線を送って
「ね?」と威圧をかけてきた。


「おいチョロ松、生JKガン見してんじゃねえぞ。」

「してないから!!てかそんなこと
高校生に言うな!!」

赤の人が緑の人を茶化すと
緑の人は焦るように頭を殴った。

「あ、これもボクの兄だから。
みんな教員だから先生だよ。」

「えっ、...あ、そうですか。」

「そ、疑っちゃうよねー。」

「「おいっ!!」」


赤の人は、松野おそ松という人で
松野先生と同じ国語の先生らしい。

私立の高校で副担をしてるとか言っていた。

緑の人は、松野チョロ松という人で
数学と何故か生物の免許も持っているらしい。

公立高校でもう2年生の担任をしてるらしい。


ちなみに、トド松先生も1年の担任らしい。

ちょっと意外だった。


「てか、時間大丈夫なの?高校生が
こんな時間までうろついちゃ駄目でしょ。」

「えっ、あっ...こんな時間。」

「まぁ、一松に君のこと聞いとくから
また会った時よろしくね。」

「あ、...はい。」


そのあとまた時間を忘れてしばらく
立ち話をしていると予想外に時間が経っていた。

3人の先生達は「じゃーねー」と
手を振ってくれた。

私はケチャップだけ握りしめると
すぐさま走ってスーパーを出ていった。









てか、

松野先生に私のこと聞くって言ってた?

変なこと流されてたらどうしよう。









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設定タグ:おそ松さん , 一松 , 教師   
作品ジャンル:アニメ
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永松 - すっごくいいです!夢主のなんとももどかしい感じと一松先生のツンデレ?感がすごく甘酸っぱくて可愛いです!(๑♡∀♡๑) (2022年11月16日 7時) (レス) @page11 id: a7a9653a86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ずんずんずっくり | 作成日時:2017年6月19日 1時

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