【おそ松さん】素っ気ない人。【一松】 (ページ14)

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13.報告ページ14

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『帰り、百合の大好きな松野先生が
私のバスの乗る時間まで待ってくれたよ。』

家に帰ってからとりあえず百合に
どうでもいいことを送っておいた。

百合は松野先生をかっこいいと見なしてるから
廊下で見たりするとずっと「かっこいい～」と
ばかり言っている。

松野先生に聞こえそうになるのが
私には少し怖かった。

ケータイの画面をぼんやり見ていると
即既読がついた。

案外いつも返信早くてびっくりする。

『え！羨ましい！なんか話せた？』と返信がきた。

特に何って話した覚え無いんだけどな...。

『特になんか...覚えてない。』と送る。

明日国語の授業あったかな、と不意にそんなことを思い出し手帳の中に入っている時間割表を取り出した。

明日は木曜日。

木曜日のところを見ると、
5時間目に入っていた。

「...なんか、会いづら。」

そんなことを思ってしまった。

ため息を軽くつくともう
返信が来ていた。

『松野先生かっこよかったでしょ？』って。

いや、...思ったことないし。

『それは無いな。だって闇人間だったし。』

そう送ると百合からは『えー笑』という
返信が来ていた。

趣味とかは色々分かり合えるのに
こういう所は合わない。

『性格知らないから好きなんじゃない？』

と、送ると

『まぁそうだね～、知らないってのもあるけど
やっぱ第一印象で大抵決まるからね、私』

と、返ってきた。

もしかしてそういうとこが彼氏できない
理由とかじゃなくて...と、悟った。

『性格見ないから彼氏出来ないんじゃない？』

と送ると

『そうかな～？笑 A酷いなあ。笑』と

返信が返ってきた。

いつもこのことで百合をいじると
笑いながら「やめてよ～」って言われる。

可愛いからそんなこと全然私は
冗談のつもりだけど。

松野先生...を本気で好きになったら
私は反対しそう。