検索窓
今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:61,112 hit

1.高1の春 ページ2




「次の時間なんだっけ?」

「んーと、現文?」

「あー眠くなりそう。」



そんな声がチラホラ飛び交いながら
放課の時間が過ぎる。


高校1年生になって、まだ間もない。


まだ学校に慣れずビビりながら生きている。

かと言ってそんなにビビってはないけど。




私は長嶋Aという
名字もごく普通でごく普通の女子高生。

紹介すらごく普通。



周りは高校生に入ってから一気に
雰囲気が変わって可愛くなったりする。

そんでもってすぐ付き合ったり別れたり。

SNSなんかだとすぐ記念日載せるし
動画作ったりするしなんだかよくわからない。




...けど、私には関係ない世界。
きっとこのまま孤独死するんだろうな...。


なんて、ね。



自嘲癖が少しある自分に少しだけ
コンプレックスを昔から感じる。

自分に自信が無いだけだと思うけど。



そんなことをぼんやりと考えていれば
すぐ次の授業のチャイムがなる。


担当教科の先生はゆったりとした
人で授業に来るのも少し遅めに来る。

だから少しクラスはざわついている。


教科書を開いてノートを開いてこの前
何をやったかを思い出す。




「A、先生来るの遅くない?」

「確かに、遅いよね。いっつも。」




隣の席の田中 百合(たなか ゆり)が
だるそうな顔をして話しかけてくる。

高校に入った時、周りを全く知らずに
毎日過ごしていた私に出来た最初の友達。


スマホのクラスグループで追加されて以来
親密な関係になりつつある。

だから相談事も結構する。





「あ、来た。」





オチのない話をしたりあーでもないと
話していると先生は大股でやって来た。

いつも思うけどおかしい人だって思う。





「起立、気を付け。」




先生の来た瞬間に室長が声を上げて
一斉にみんなが立ち上がった。


先生と一緒にいつも背の高い先生が
後ろに付いている。

名前も知らないけど、いつも一緒にいて
授業を受けたりしているのをよく見る。




その時はなんとでも無いって思っていた。

よく考えれば不思議だけど。









でも、その時はほんとに何も思わなかった。

2.衝撃的→←プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
98人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , 一松 , 教師   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

永松 - すっごくいいです!夢主のなんとももどかしい感じと一松先生のツンデレ?感がすごく甘酸っぱくて可愛いです!(๑♡∀♡๑) (2022年11月16日 7時) (レス) @page11 id: a7a9653a86 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ずんずんずっくり | 作成日時:2017年6月19日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。