138.ライバル視 ページ41
夜8時頃。
・
お風呂に入って宿題済ませて、ご飯食べて
あとは寝るだけ状態のままベッドに潜り込んだ。
少し眠いような、眠くないような、
心地いい気持ち。
このまま寝ても良いかも。
たまには、ね。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ!!!!!!
「ギャァッッ！！！！」
けど、そんなことさせてくれるはずもなく。
どうせトド松先生だな、とか思いながら
スマホの画面を荒々しく掴んで見た。
まったく心臓飛ぶかと思った。
いや、自分の通知音でかいだけかもだけど。
眠気返せ眠気。←
画面を見ると、やっぱり「トド松先生」の
文字が書かれていて私は一息ついてから
出るボタンを押した。
「...はい。」
『あっ、やっほーAちゃん、元気？』
「.......はい。」
明るめの声がどっと耳に入って更に
目が冴えた気がした。
ほんとトド松先生暇なのかな。
正気疑うよね。
「何ですか、要件は。」
『んふふ〜いや、特に？無いけど！！』
「.........、」
何で「電話しよ！(文字化け)」
とかLINEしてきたし。
とか思いつつ私も私で応じてるから甘い。
トド松先生は「まぁ気になって気になって
突拍子に聞いちゃうんだけどさ〜」と呟いた。
『最近どう？一松兄さんとなんか進展あった？』
「ほんと突拍子に聞きますよね。」
『もうズバリ話すことこれしかないって言うか〜』
「さらけすぎじゃないですか？」
「ボク乙女な男の子だから気になるの！」と
甘々な声を出すトド松先生にドン引きながら
特に進展も無いなぁと思い返した。
進展無ければ気になることもないって言うか。
...。
え？何も無さすぎじゃない？←
もしかして青春とかない？
「.......。」
『ん？どうかしたの？』
「.....いや、...。」
恐ろしい。
何もない？
こんだけ恋しといて？
脈すらない？
『あっ、ライバルいないの？』
「えっ、」
『えっ？』
そういえば、そんな人も...。
「あっ、...い、居ます。」
何故かそこだけトド松先生にすがるような
声を出して答えてしまった。
・
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永松(プロフ) - 今回も良かったです！夢主の心情に大きな変化おそ松カラ松トド松などのキャラクターが面白くて見入ってしまいます！ (2022年11月16日 16時) (
レス) @page50 id: a7a9653a86 (このIDを非表示/違反報告)
ずんずんずっくり(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます！うれしいです。亀更新ですが頑張りますね(〃'▽'〃) (2020年8月7日 0時) (レス) id: c79d92d7a8 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - このお話…好きです先生と生徒の恋物語で一松様…サイコーです (2020年6月14日 23時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ずんずんずっくり(プロフ) - 朱雅さん» ありがとうございます！それは凄いですね！驚きです。笑 更新早めに頑張ります！( ^^ ) (2019年7月12日 21時) (レス) id: 4338a8eba1 (このIDを非表示/違反報告)
朱雅 - すっごい面白くて1日で読んじゃいました笑 一松作品の中で１番好きなので、続き楽しみにしてます。 (2019年7月12日 18時) (レス) id: c96857c750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんずんずっくり | 作成日時：2019年1月31日 21時
