検索窓
今日:14 hit、昨日:12 hit、合計:40,722 hit

101.代わりに ページ4




時計をみるともう5時半頃を
回っていた。


あの後いきなり7人で百人一首をやるというカオスなことに至った。と言っても、トド松先生とチョロ松先生はやってなかったけど。



「十四松!それお手つきだから!!」

「あい!!取れましたァ!!」

「ぐほっ!!!」



百人一首ってどんな遊びだっけとおもいめぐらしていると十四松先生は武力行使していた。

戦争化しそう。



「フッ...さすがオレ。」

「いや、てめえは3枚しか
取ってねぇくせに見栄張るなよ。」



カラ松先生はサングラスを掛けて
松野先生につっこまれていた。










「てことで、優勝はいちまっちゃん!!」

「「「「いぇーい!!」」」」




おそ松先生がそう叫ぶと松野先生以外が
ガッツポーズをして喜んだ。

結果、勝つとか関係なく喜んでいる。



「いや、お前らが喜ぶなよ。」

「.........。」



私は確かに、と思いつつ
引きつった笑顔を浮かべた。



「ん、...もう5時半だ。暗くなってきた。」

「そうですね。」


カラ松先生は腕時計をちらっと見る。

雨はだいぶ止んで、曇っているから
暗くなってきている。


私もスマホを取り出して確認した。
親もきっと帰ってきてる。
そろそろ帰った方が良さそう。



「もう帰る?」

「はい、そろそろ帰った方が。」

「そっか、気をつけてね。」

「はい。」



リュックに出してあった筆箱を
しまうとチョロ松先生がそう言った。




「帰りも送るからな!」

「はい。」

「一松がな!」

「はい?」


カラ松先生は私の肩に手を乗せて
グッドポーズをした。

その瞬間に松野先生の「は?」って
言う声と重なる。


「運転は任せな、ガール。
一松がヘブンに連れてくぜ...。」

「いや、カラ松先生言ってることが
よく分からないんですけど。」

「ふざけんなクソ松。死ねクソ松。」


カラ松先生はドヤ顔で松野先生に車のキーを渡してそう言った。松野先生の頭に怒りマークが見える。


いや、嬉しいけど...一緒にいられるのは。

だけど二人きりって...



「うぜぇな...トッティ来い。」

「え、うんわかった.....ってえぇ!?
ボクぜんっぜん関係なくない!!!?」



松野先生は「ちっ」と吐き捨てる様にそう言った。
ヤケクソで猫背な姿がよく目立つ。

そして何故か理不尽にトド松先生も
一緒に見送ってくれることになった。






102.弱気→←100.ごめんね



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , 一松 , 教師   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

永松(プロフ) - 今回も良かったです!夢主の心情に大きな変化おそ松カラ松トド松などのキャラクターが面白くて見入ってしまいます! (2022年11月16日 16時) (レス) @page50 id: a7a9653a86 (このIDを非表示/違反報告)
ずんずんずっくり(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます!うれしいです。亀更新ですが頑張りますね(〃'▽'〃) (2020年8月7日 0時) (レス) id: c79d92d7a8 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - このお話…好きです先生と生徒の恋物語で一松様…サイコーです (2020年6月14日 23時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ずんずんずっくり(プロフ) - 朱雅さん» ありがとうございます!それは凄いですね!驚きです。笑 更新早めに頑張ります!( ^^ ) (2019年7月12日 21時) (レス) id: 4338a8eba1 (このIDを非表示/違反報告)
朱雅 - すっごい面白くて1日で読んじゃいました笑 一松作品の中で1番好きなので、続き楽しみにしてます。 (2019年7月12日 18時) (レス) id: c96857c750 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ずんずんずっくり | 作成日時:2019年1月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。