127.自惚れ気味 ページ30
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「さ、Aちゃん。」
「はい？」
「2人っきりだけどこのまま駆け落ちする？」
「何言ってるんですか。」
トド松先生のトイレが異常に長いせいか、
2人きりがちょっと心苦しいのか妙な緊張を感じた。
おそ松先生は「ひょっとしてうんこじゃね」と
スタバァの雰囲気にそぐわないことをポロッと口に出したので慌てて「シーっ！」と言った。
いや、立場逆転してるし。
おそ松先生は「じゃあ質問しよー」と
言ってニヤニヤしだした。
「Aちゃんさ〜、一松以外で
好きになった子とかいないの？」
「え、なんですか急に...、」
「気になるじゃーん！！生JK代表の
Aちゃんにズバリ高校生のアオハルでも
聞こうかな〜って。」
「アオハルなんて言葉知ってるんですか。」
「歩くgoogleだから！！」
「.....あ、はい。」
そう言うおそ松先生に苦笑い。
「その辺はチェック済み」と言って、
最近のJKのツボもちゃんとおさえてる。
きっとおそ松先生は学校で
割と人気そうだなって思った。
「んで、どう？」
「んー...、」
過去の記憶をおもいめぐらすけど
特に何も無い。
そういえばそう思うと、
私好きな人なんていた気がない。
ホントに？
いや、一松先生くらい？
でも、こんなに胸が苦しくなることも
顔が熱くなることもない。
なら、
多分一松先生だけかもしれない。
「.......、、」
「あれぇ〜、顔が赤いなぁ〜？」
そう思うと、
なんか意識してしまう。
横におそ松先生いるのに
そっちのけで顔が火照る。
先生のせいで、
先生への気持ちが、
顔に出てしまうから。
「ご、ごめんなさい、」
「っえ？なんか謝る要素あった？」
「あ、いや無いですけど。」
おそ松先生は「恋してるのやっぱ 可愛い」と
言ってウシシと笑う。
そういうこと平気で言っちゃうあたり
逆にこっちが恥ずかしい。
もしかして、おそ松先生は
片想いしてる私が好き？
「え？なに？」
「...あ、いや。」
いや、そんな自惚れ...。
無いか。
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永松(プロフ) - 今回も良かったです！夢主の心情に大きな変化おそ松カラ松トド松などのキャラクターが面白くて見入ってしまいます！ (2022年11月16日 16時) (
レス) @page50 id: a7a9653a86 (このIDを非表示/違反報告)
ずんずんずっくり(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます！うれしいです。亀更新ですが頑張りますね(〃'▽'〃) (2020年8月7日 0時) (レス) id: c79d92d7a8 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - このお話…好きです先生と生徒の恋物語で一松様…サイコーです (2020年6月14日 23時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ずんずんずっくり(プロフ) - 朱雅さん» ありがとうございます！それは凄いですね！驚きです。笑 更新早めに頑張ります！( ^^ ) (2019年7月12日 21時) (レス) id: 4338a8eba1 (このIDを非表示/違反報告)
朱雅 - すっごい面白くて1日で読んじゃいました笑 一松作品の中で１番好きなので、続き楽しみにしてます。 (2019年7月12日 18時) (レス) id: c96857c750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんずんずっくり | 作成日時：2019年1月31日 21時
