【おそ松さん】素っ気ない人。3【一松】

123.自由奔放 ページ26

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「もー！なんでそういうことしちゃうの！？
ホントテンションだけ！ガサツ！汚点！」

「え、なに？オレなんかしたの！？」

「したんだよ！あー！計画狂うよね〜！」


トド松先生はおそ松先生を
睨みながら暴言を吐きまくった。


自称恋のキューピッドのトド松先生には
不都合があったらしい。

おそ松先生は「えー？なにヒステリック？
怖ー。」とボソボソ私に言ってくる。


まぁ、大体元凶はあなたですよね。←


「ボク決めたの！」

「何を？留学？」

「しねーよ！！バカ！！」


いちいち会話に突っ込むおそ松先生に
半分呆れながら苦笑いを浮かべる。

多分言っても分からなさそうなのに
言っちゃうんだ。


「ボク恋のキューピーちゃんになるの。」

「はっ？変なもん食った？」

「うるせー！ガサツ！！」

「えーッ、なんで！！！いや、今のは
そう思うってぇ〜！！」


呆れたトド松先生は「一松兄さんとAちゃんが
くっつくように恋のキューピーちゃんになるの！！」とため息ついて結構でかい声で付け足す。

逆に恥ずかしいからやめて欲しい。

てか、それおそ松先生に
言っちゃダメな気が。


「は？もうトッティ何言ってんの〜？
お兄ちゃん迷宮入りだってぇ〜。」

「とにかく！！協力して！！」

「えぇ〜？恋のキューピー(笑)？」

「(笑)付けんな！！！」


おそ松先生はオラつくトド松先生に
圧倒されて「分かった分かった」と
言った。


いや、分かっちゃっていいのやら。


おそ松先生がどんな気持ちで
言ったか分からない。

だからこそ気持ち知らずに言われる
気持ちってどんな感じなんだろう。


もし、私が一松先生にされてたらきっと、

傷付くんだろうな。


なんて、考えて胸が凹む。


「こんなにじれったい片想い見せつけられたら
逆に押してあげるべきじゃない？
まぁ相手が一松兄さんって結構癪だけど。」

「え、ちょっと一言余計ですよね？」

「あ〜まぁ恋するAちゃん可愛いから好きだけど。けど、やっぱ相手一松って時点でなんか
くじ引き外れた気分にはなるわ〜。」

「いや、...あの、だからディスってます？」


おそ松先生とトド松先生は
好き放題言い出す。

しまいにはおそ松先生は
「協力するわ」とか言い出す。


いや、昨日好きって言ってたじゃん。←

別にいいけど。


矛盾だらけで自由奔放の先生達には
そんな細かいこと気にする
余地は無いんだな、苦笑いで思った。

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