20話 ページ21
クラス表を確認する為に人混みを掻き分け、
自分の名前を上から順に探す。
私は相澤なので上位にいる為探しやすい
ヒーロー科 1年A組
出席番号1番 相澤A
すんなりと名前をみつけ横にいる勝己を見ると
爆豪「初めてじゃねぇか？同じクラス」
目線が合い、話し掛けてくる
私は再度クラス表を確認すると勝己の名前もあることに気づく。と、同時にその下に出久の名もあった。
貴『1年間宜しくね』
用のなくなった人混みから抜け出し
教室へと足を向ける。
1年A組の教室に着くとバリアフリーで出来ている扉があった。
勝己は割と強めに扉を開け座席を確認し始める
爆豪「御前は1番だから廊下側の1番前か」
私は1番である事が多かった為分かりきって居たが、安定の1番前。ﾁﾗﾘと勝己の座席を確認すると反対側である窓側の1番前であった。
貴『うわ、端と端だね。』
爆豪「いい加減友達作れよ。」
辛辣な言葉が飛んできたが気にせず席に荷物を置き
座ろうとした所、後ろから声が掛けられた。
？「アンタ、試験の時の……」
振り返ると巨大
貴『あ、確か…耳郎響香さん？』
特徴的な前髪と耳を見て名前を思い出す。
耳郎「覚えててくれたんだ！同じクラスだとはね、よろしく！…所で下の名前で呼んでも良い？」
以前は好きに呼んでと言ってくれた彼女に対して私は名を名乗っただけで呼び方を伝えてなかったなと思い、
貴『はい、大丈夫ですよ。此から1年よろしくお願いしますね、響香』
ﾆｺﾘと微笑んだ…つもり。
耳郎「うん、ありがとうA。あん時助けて貰ってなかった受かってなかったかも…。それとさ、敬語辞めない？」
貴『いえ、あの時も言いましたが、当然な事をした迄なので。…そ、そうだね。心掛ける…よ。』
家族と勝己、出久以外には滅多に敬語抜きで話した事が無い為、少しおぼ着いた口調になってしまったが、彼女の次の言葉で頭が吹っ飛ぶかと思った
耳郎「それで、一緒に来てた奴は彼氏？」
ｶﾞﾝｯｯｯ
驚き過ぎて盛大に腕を机に強打してしまう。
ﾁﾗﾁﾗと周りからの視線が痛い
貴『え、あ、違う、違う違う！…中学の時からの友達で！あの、決してそんな関係ではｯ』
珍しく動揺してしまい思った以上に早口になってしまう
耳郎「じゃあ、好きな人的な？」(ﾆﾔﾆﾔ
貴『〜〜ｯｯ！違うってば！誤解だからね？ね？！』
ほぼ初対面である彼女にこんな表情や言動を見せるとは思いもよらなかった。
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urUTtmlB9Wljz7r(プロフ) - 相澤先生の娘とか最高かよ…、 (2022年9月8日 23時) (
レス) @page1 id: ce509c1850 (このIDを非表示/違反報告)
@yu(プロフ) - 深海さん» ありがとうございます！ホントにリアルがバタバタで遅い更新になってしまいますがよろしくお願いします (2019年12月18日 8時) (レス) id: fd33118340 (このIDを非表示/違反報告)
深海 - 面白いです！！更新、頑張ってください！応援してます！！！ (2019年11月27日 22時) (レス) id: 5f7ed13017 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@yu | 作成日時：2018年12月17日 15時
