21話 ページ22
暫くして聞き慣れた声が聞こえてくる
其方を向くと今朝会ったばかりの父が居た
……え、真逆…いや、え？
芋虫の様に寝袋に入ったままｺﾞｿｺﾞｿと動く父
私は思わず目を逸らした
誰も気分がいいものでは無いだろう。
あんな父親の姿を見て平然で居れる程のメンタルを
私は持ち合わせていない。
相澤「はい、静かになるまで8秒掛かりました。合理的じゃない」
……え？
私の動揺を関係なしに教卓に立ち
通常運転で口を開く父を凝視する
ﾊﾟﾁﾘと目が合うと呆れたように一度目を伏せ、
相澤「俺の顔に何か付いてるか？A」
貴『いや…あの、担任の先生…でしょうか？』
真逆とは思うが実の親が担任なんてやりにくいったらありゃしない。違うと言えと変わらず凝視するも、
私の願いは簡単に打ち消される
相澤「あー、そうだ。この1年A組ヒーロー科 担任の相澤消太だ。よろしくね」
……嘘だと言ってくれ。
危うく私のキャラがブレる所だった。
叫ぶ寸前で止めたが周りは違った
「「「「「担任の先生？！！！！」」」」」
周りが騒がしくなってくれたお陰で私は冷静さを取り戻し、同時に父が担任である事に身震いした
人一倍他人に厳しく、この道に関して妥協等しない人だ。まぁ、元々するつもりなんてないが、長い溜息が出た。
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urUTtmlB9Wljz7r(プロフ) - 相澤先生の娘とか最高かよ…、 (2022年9月8日 23時) (
レス) @page1 id: ce509c1850 (このIDを非表示/違反報告)
@yu(プロフ) - 深海さん» ありがとうございます！ホントにリアルがバタバタで遅い更新になってしまいますがよろしくお願いします (2019年12月18日 8時) (レス) id: fd33118340 (このIDを非表示/違反報告)
深海 - 面白いです！！更新、頑張ってください！応援してます！！！ (2019年11月27日 22時) (レス) id: 5f7ed13017 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@yu | 作成日時：2018年12月17日 15時
