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「信じてくれんとは心外やな。
俺Aさんに嘘言うたこと一度もあらへんのに」
すぐに涼し気ないつも通りの顔色に戻ると、
拗ねたようなからかうような口調になった
『えっ…で、でも！
保健室であの子とキスしようとしとったやん！』
「キス？してへんけど。
なんや耳貸して〜言われたから耳近づけたら顔つかまれただけや。
やっぱあんとき、保健室来とったんやな」
『げっ』
「閉めたはずのドア開いとったし。バレバレや」
フッと笑う北くん
一気に顔に熱が集中する
私の勘違いだった…！？早合点…！？
『え、じゃあほんとにあの子、あのあとすぐ寝たん…？』
「あー、実はあれな、泣かせてしもてん。
好きや言われたから、応えられへんって返してな。
さすがにその直後Aさん行かせるんもな〜と思て」
ついに反論できなくなって、逃げ場がなくなった
すると北くんは、真剣な顔になってこちらに向き直る
つかまれていた手首と反対側の手もつかまって
そのままキュッと両手の指先だけ、軽く握られた
「改めて言うな。
好きです。俺と付き合ってくれませんか」
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まむ(プロフ) - れーさん» コメントありがとうございます！感動していただけましたか…！？とってもうれしいです！！！！！ (2022年11月23日 20時) (
レス) @page25 id: 8da4204f20 (このIDを非表示/違反報告)
れー - 感動(ToT) (2022年11月22日 20時) (レス) @page26 id: 5d83e52e46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむ | 作成日時：2022年11月4日 22時
