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程好く日のあたる縁側で寝転がって本を読んだ。


『暗闇に紛れた想いは苦痛でしかない。』


開いた頁の一節を僕は声に出して読み上げた。


その意味も知らず、ただその重く心に響く言葉だけを無心で。


名もないお話。


知ってる人なんてほとんどいない。


けど


こんなにもこんなにも暖かい物語。


僕は他に知らなかったんだ。


幼い僕にとってこれ程までに安心と穏やかさで満たしてくれたこの本は、


一人の家族のようだった。


だから、君にも読んでほしい。


このお話を嫌う人なんて世の中にたくさんいると思うんだ。


だけど、少しでもこの物語で心暖まることができた人がいるのなら、


僕はそれだけでとてもとても嬉しい。


だからどうか意味がわからなくても、


面白くなさそうでも、


この本を手に取ってみてください。


きっと、君をお話の中の魅惑の世界へ誘って


少しでも勇気を与えてくれるお話が待っているかもしれないから。


さぁ、頁を開いて_________執筆状態:連載中







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作者名:秋霖 時雨 | 作成日時:2017年8月21日 22時

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