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side kei
｢え…？｣
驚きで、立ち尽くす高木。
その間は、やけに長く感じた。
まるで、このままこの情景が永遠にでも続くかのように。
｢っ！！｣
自分を取り戻し高木は、大ちゃんの肩を掴んで、
弾くかのように突き飛ばす。
｢大ちゃん…？｣
突き飛ばされた大ちゃんは、壁に手をついて、反対側の手で、口元を拭う。
有｢いってぇ…へぇ、昔の恋人にも、そんな態度とっちゃうんだ。｣
｢え？高木、どういうこと？｣
｢有岡くんの言ってる復讐って、まだ…｣
有｢そうだよ。まだ、終わってない。2人を引裂くまでが、俺の復讐。｣
｢もうやめよう。有岡くん。俺が好きなのは、もう伊野尾くんだけ。ごめん。｣
高木が、うつむく。
伏せた目で大ちゃんから視線を逸らす。
そうすると大ちゃんは目元にこらえた涙を溢れさせながら、高木に今まで聞いたことないような声で、言った。いや、叫んだ。
｢なんだよ！！高木の自分勝手で別れて、それで、俺がいのちゃんと付き合って、高木にそれを見せつけても気づかない！それにいのちゃんは高木のことが好きになるし！高木は…俺のものなんだよっ！！｣
嗚咽混じりの声が、路地に響いた。
痛々しい、その声が。
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syuri(プロフ) - かのさん» めっちゃ嬉しいです！ありがとうございます。更新頑張りますね！ (2018年8月3日 21時) (
レス) id: 6144f4462e (このIDを非表示/違反報告)
かの - 続きすっっっごく気になります！！ 読んでてドキドキします！更新頑張ってください！応援してます！！ (2018年7月28日 7時) (レス) id: 9c84d691f0 (このIDを非表示/違反報告)
syuri(プロフ) - きなこさん» いやもうね、瑛治くんしか出てこんかったwww丁度いいかなーと思ってwww (2018年6月9日 18時) (レス) id: 6144f4462e (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - ちょまwwwwww 誰かと思ったら瑛治くんwwwwwwwww (2018年6月9日 18時) (レス) id: 32cee10fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅり | 作成日時：2018年5月2日 19時
