。*・*第27話*・*。 ページ16
アーヤside
「なんで私の家に?」
「こんな車に乗ってる人は、どんなところに住んでるのかなって思って。
あと、ここからだと時間がすごいかかりそうだから。」
それは確かに、ここからだと、私の家が1番近いのかもだし、気になるかもしれないけど…
そう考えていると、いつの間にか変な多数決が行われていた。
なんか嫌な予感が…
おそるおそる、
「何やってるの?」
「多数決。」
それぐらい分かるわっ!
ちょっとした殺意を覚えながら、
「いや、そうじゃなくて、なんの多数決をしてるの?」
「立花の家に行きたいかっていう多数決。
ちなみに、全員行きたいで一致したから、行くに決定した。」
はぁぁぁぁっ!?
何で、そういうのを勝手に決めてるの…
「どーせ、アーヤが入っても結果は同じだぜ。
5対0が5対1になるだけだし。
それに、行っちゃダメっていう決まりもないだろ?」
まぁ、行っちゃダメって決まりがある訳でもないけど…
行ってもいいって決まりがある訳でもないけどね。
私の家だし。
でも、そんなこと関係ないんだろうなぁ…
……。
…はぁ〜…。
しょうがない。
「わかったよ…来て、いいよ。」
そしたらみんな喜んでた。
呆れながら、何か…前にもこんなことがあったような気がする…と思った。
なんでだろう…。
ってか若武クンって、将来
「詐欺師になれるよ。」
…あ。
思わず声に出しちゃった…
でも、そう言ったら、途端にみんなが笑いだしてた。
もちろん、若武クンを除いてね。
そうこうしている内に、家に着いていた。
あっ、そうそう。
「帰る時は、送って行ってもらってね。
道、わからないだろうし…」
そう言って、私は車から降りた。
―――…でも、この時すでに、魔の手は忍び寄って来ていたんだ…。―――
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「探偵チームKZ事件ノート」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ss - hayotuzdukiyomitaisa- (2019年6月17日 13時) (
レス) id: 90b51986ed (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - 私はみんなもだけどあなたの投稿が大好きで更新を待っています絶対に更新してくださいね 私はあなたが更新することを更新がストップしてから、ずっと願っています！更新後の作品はぜーーったい面白いのにしてください！私たちはあなたが最高の作品を作るって思ってます (2018年6月22日 17時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - 柚音＠マカロン食べたいさんこんにちは！私はこの投稿がすごい好きでいつもチェックしています！最近更新してないのでどうしたのかと思ってメッセしました私以外にもあなたの投稿の更新を待っている人は、たくさんいます何かあったなっら相談してください待ってます (2018年6月22日 17時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - ＠アーヤさん マジそれなって言いたいほど同じ気持ちです！ いつでも、ゆっくりでも良いのでいつかは、更新してくださいね！（私たちが急かしてしまったら、申し訳ないので）いつでもwelcome（ウェルカム）です！ (2018年6月22日 16時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 頑張ってください！！ (2018年6月20日 16時) (レス) id: a5fb08cce6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚音＠マカロン食べたい← | 作成日時：2014年6月10日 19時
