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。*・*第25話*・*。 ページ14

アーヤside




その日、先生が急な出張で休み時間後の授業が無かった。



ラッキー、と思いながら、ふと、あることに気付いた。



急だったから、運転手さんに言ってない!
いつもリムジンだから、帰り道わからないし…



……。

…しょうがない。


これから呼んで、なるべく早く来てもらうか…



…はぁ…




またロビーで待つパターンかぁ…

つくづくロビーに縁があるね、私。


まぁ、いいけど。


それで、私はおじいちゃんに買ってもらったスマホで連絡して来てもらおうとしたら、もう来ているらしい。


…早っ!
待たなくてよかったけど。


で、私は待たせちゃ悪いし急いで玄関へ行って帰ろうとしたら、



5人が、いた。



…そういえば、話しかけるとか言ってたっけ…


ついさっきのことなのに、忘れてた…



うん。
帰る時に、5人も送っていってもらえばいいか。



多分、出ようとしたら声をかけられるんだろうな…


それで、靴を履いて外に出ようとしたら、案の定声をかけられた。



「おい。立花。」



声をかけて来たのは、砂原クン。



「一緒に帰らないか?」



「いいけど…
私リムジンだから、ついでに送る。乗っていって。」



5人は驚いてた。


…まぁ、普通の反応よね。


「わかった。」







それで、私は5人と一緒にリムジンに乗りこんだ。




「で、私に何が聞きたいの?」





「…よくわかったね。
じゃあ聞くけど、君は4年前の夏休み、つまり中学1年生の夏休みに、事故に会ってるね?」



――…ドクン…――



私は、ゆっくりと頷いた。


胸はドキドキしていた。




これから言われることを予測するかのように。





「ねぇ、オレ達のこと、憶えてる…?」





―――…ドクン…―――



私は、首を横に振った。

…そして、全てを、打ち明けた。













―――――この時は、まだ、引き返せたのかもしれない…―――――


―――――――どこで間違ってしまったのかな…?―――――――

。*・*第26話*・*。→←。*・*第24話*・*。



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ss - hayotuzdukiyomitaisa- (2019年6月17日 13時) (レス) id: 90b51986ed (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - 私はみんなもだけどあなたの投稿が大好きで更新を待っています絶対に更新してくださいね 私はあなたが更新することを更新がストップしてから、ずっと願っています!更新後の作品はぜーーったい面白いのにしてください!私たちはあなたが最高の作品を作るって思ってます (2018年6月22日 17時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - 柚音@マカロン食べたいさんこんにちは!私はこの投稿がすごい好きでいつもチェックしています!最近更新してないのでどうしたのかと思ってメッセしました私以外にもあなたの投稿の更新を待っている人は、たくさんいます何かあったなっら相談してください待ってます (2018年6月22日 17時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - @アーヤさん マジそれなって言いたいほど同じ気持ちです! いつでも、ゆっくりでも良いのでいつかは、更新してくださいね!(私たちが急かしてしまったら、申し訳ないので)いつでもwelcome(ウェルカム)です! (2018年6月22日 16時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 頑張ってください!! (2018年6月20日 16時) (レス) id: a5fb08cce6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚音@マカロン食べたい← | 作成日時:2014年6月10日 19時

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