。*・*第24話*・*。 ページ13
アーヤside
その内容は、私のことについてだった。
まず、砂原クンが
「おい、若武。立花、どういうことだ!?」
口火を切った。
へぇ、あの子は「若武クン」って言うんだ。
…でも、なんで私のことなんか話してるんだろ?
前ロビーで会った時もそうだったけど…
やっぱり、記憶を失う前、知り合いだったのかな…?
私が頭を捻っていると、
「知らねーよ。こっちが聞きたいぜ。
上杉、アーヤのあの様子からわかったことはあるか?」
クールっぽそうな子に話しを振った。
あの子は「上杉クン」ね…
「多分…オレ達のことを忘れてる。
推測だけど、キッカケは…」
その続きをミステリアス系っぽそうな子が引き継いだ。
「あの事件…だろうね。」
…あの事件?
もしかして…
私達家族が、事故に会った…?
でも……、なんで…?
なんで、あの事件のことを…
知ってるの…?
胸がざわつくのを感じながら耳を傾けていると、
「僕も、そう思うよ。
アーヤが僕達の前から姿を消したのって、あの事件からだし…。」
「おいっ!
『あの事件』って、なんだ!?」
「お前、知らなかったっけ?あの事件っていうのは、4年前の夏休み、つまり中1の夏休みに、アーヤ達家族が事故に会ったっていう事件だ。
…アーヤは、4年間、音信不通だった。
それはお前も知ってるハズだ。
それが、ついこの間いきなり秀明に現れたんだ。
それに、なにがあったか、オレ達も詳しくは知らないんだよ。
なぁ、黒木?」
あの子は黒木クンっていうのね。
「あぁ。俺達がいくらアーヤを探しても、アーヤが何処に居るのか、ましてや無事なのかも分からなかった。
まさか、4年ぶりに会ったら、記憶喪失になってるとはね。」
少しの沈黙が続いた。
「…取り合えず、後でアーヤに話しかけてみるか。」
その沈黙を破ったのは若武クンだった。
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…
予鈴のチャイムが鳴った。
すると、5人は慌てて席を立った。
「授業終わり次第、玄関に集合!」
私も急いで帰りましたよ?
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ss - hayotuzdukiyomitaisa- (2019年6月17日 13時) (
レス) id: 90b51986ed (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - 私はみんなもだけどあなたの投稿が大好きで更新を待っています絶対に更新してくださいね 私はあなたが更新することを更新がストップしてから、ずっと願っています！更新後の作品はぜーーったい面白いのにしてください！私たちはあなたが最高の作品を作るって思ってます (2018年6月22日 17時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - 柚音＠マカロン食べたいさんこんにちは！私はこの投稿がすごい好きでいつもチェックしています！最近更新してないのでどうしたのかと思ってメッセしました私以外にもあなたの投稿の更新を待っている人は、たくさんいます何かあったなっら相談してください待ってます (2018年6月22日 17時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
のあたん - ＠アーヤさん マジそれなって言いたいほど同じ気持ちです！ いつでも、ゆっくりでも良いのでいつかは、更新してくださいね！（私たちが急かしてしまったら、申し訳ないので）いつでもwelcome（ウェルカム）です！ (2018年6月22日 16時) (レス) id: a60b7e38b1 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 頑張ってください！！ (2018年6月20日 16時) (レス) id: a5fb08cce6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚音＠マカロン食べたい← | 作成日時：2014年6月10日 19時
