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銭湯になんてもう随分来てなかったなぁ
少し熱い湯船に浸かりながらぼーっと天井を眺める。
久しぶりに入った銭湯の大きなお風呂は、家のお風呂なんかとは違って温度は高めで、じんわりと体の芯から温まっていく感覚があった。
おばちゃん達が世間話をする声や、子供がわらわらとふざけて遊び怒られる声を聞きながら懐かしさに笑いが零れる。
一枚壁を隔てた先から聞こえる賑やかな六つ子の声にも、会話を聞いていたらどうも面白くて、吹き出しそうになるのを抑えるのがやっとだった。
調子に乗って長く浸かりすぎた…
脱衣所のベンチに座り、扇風機の風にあたりながらはふっと息を吐き出す。
熱を持った身体からほかほかと湯気が昇っていて、鏡で見た自分の顔は随分赤くなってしまっていた。
化粧水で肌をコーティングしつつ、とりあえず水を飲んで水分を確保したが頭が少しくらくらする。
髪を乾かして、服を着替えて、道具をすべてまとめてバッグに詰め込んだ頃には来た時よりも随分時間が経ってしまっていた。
きっと、六つ子達はもう出てしまっているのだろう。
いそいそと脱衣所を出ると、既に六つ子達は上がってきていて私の姿を見つけるとにっこりと笑った。
「ごめんなさい！遅くなっちゃって…」
「ふっ…気にすることはないさmy sister…風呂上がりの君はよりいっそう魅力的だぜ」
ばーんと手で銃の形を作りこちらに向けて撃つような動作をしながらばちんっとウインクをよこすカラ松さん。
どういう反応をすればいいのかわからずとりあえず笑ってみておく。
「いたたたたっ、お前ほんといってぇな」
「なぜだ！？…あぁ、なぜ俺はまたも大切なブラザーを傷つけてしまうんだ…」
おなかを抱えて笑い出したおそ松さんにカラ松さんは驚いたような表情をしたかと思えば、どこから取り出したのかわからないが黒いサングラスをかけて、これまたかっこつけたポーズを決めている。
それを見てさらにドツボにはまったおそ松さんはその場で転げまわるように笑うと、「あばら折れる！！」なんて言いながらイタイイタイと連呼している。
その光景がおかしくて、思わずくすりと笑うと六つ語の視線が自分に集まるのを感じた。
「あっ、ごめんなさい。つい…」
「やっと笑った」
そういったのはおそ松さんで、彼の表情はとても優し気でよく見ればみんながおそ松さんと同じ表情をしていた。
19.→←番外、お試しマフィア松パロ(ショッキングな内容を含みます)
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ゆきな(プロフ) - 松野家兄さん方ナイス！でもあなた方は男性なんで女子の私に任せてください！精神的につぶしますから(笑顔)モブ女子？さん！少しお話しようか！(黒笑)…これからも頑張ってください-w続き楽しみにしてます-w (2019年2月25日 22時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 続きみたい (2019年2月25日 18時) (レス) id: 2ba1387257 (このIDを非表示/違反報告)
珠愛(プロフ) - 凌さん» コメントありがとうございます！お褒めいただきありがとうございますっ！！とても嬉しいです！おっそい更新で申し訳ございません…頑張ります (2018年7月28日 15時) (レス) id: 600712081e (このIDを非表示/違反報告)
凌 - 凄い小説作るの上手で羨ましい限りです…更新ファイトです！ (2018年7月28日 15時) (レス) id: 6cdbac58dc (このIDを非表示/違反報告)
珠愛(プロフ) - 京松（ちかまつ）さん» 京松さん、コメントありがとうございます！返信遅れてしまってごめんなさい…。私の名前は珠愛とかいてしゅなと読みます。読みにくい名前なので謝らなくても大丈夫ですよ^^更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2018年4月6日 16時) (レス) id: 600712081e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠愛 | 作者ホームページ：ニャンニャンニャン♪♪♪
作成日時：2017年9月22日 19時
