story 39 ページ40
言ってしまった。自分の想い。
しかも、こんな形で言ってしまった。
言ったことは後悔しつつも、内心はドキドキ。
今でも、心臓が飛び出そうなくらい緊張している。
.
「______ごめん」
.
彼から聞こえた言葉はすぐに理解できた。
(やっぱりダメだよね…)
『…だ、だよね!私こそ急に変なこと言ってごめんね。
もう全然忘れて!』
自分で決めたことなのに。
分かってたことなのに。
彼の言葉をいざ聞くと、深く心に突き刺さった。
彼の顔が見たくなくて俯いたまま耐える。
ぎゅっと目を瞑るとまた涙が出てきた。
(泣いたらダメだ…。御幸くんに迷惑かけちゃう)
自分に言い聞かせるように繰り返した。
とりあえず、早くこの場から逃げたい。
そんな気持ちが溢れる。
『じゃ、…そろそろ帰ろうかな!またね…!』
そう言って、御幸くんに背を向けた。
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まゆみ - 完結おめでとうございます!おつかれさまでした!番外編ぜひ見たいです(●´▽`●)付き合ったあとの話とか!楽しみにしております! (2020年6月24日 1時) (レス) id: fae32c4e01 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 素敵な作品をありがとうございます!!そして、完結もおめでとうございます!御幸、、カッコいいですね〜!是非、番外編・another story書いていただけたら嬉しいですっっ!!楽しみにいつでもお待ちしております! (2020年6月22日 20時) (レス) id: cb848ab619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2020年6月14日 15時