あの日に始まった片想い【◇】

story 29 ページ30

「ピッチャー・降谷くんに代わりまして、
丹波くん」


降谷くんに代わり、青道のエース・丹波先輩が
マウンドに上がった。







(丹波先輩…)


「丹波先輩！！」

「頑張って丹波くん！！」



丹波先輩がピッチャーとなり、降谷くんは
そのままレフトの守備について試合は再開。


ここでも、丹波先輩のピッチングは輝き
点を取られず攻守が交代した。









＿＿＿＿しかし、やっぱり成宮くんは強い。



スタンドから見ても速いことは分かる。

バッターボックスに立つ選手達には
計り知れない威力に感じるに違いない。



(これが、関東ナンバーワンと呼び声高い
成宮くんのピッチング…)





その後も投手戦となり、お互いに点が取れないまま
8回へと試合は進んだ。

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