story 24 ページ25
猛暑が続いても、選手達は練習を続けている。
「A〜、ドリンク追加してきて！」
『分かりました！』
貴子先輩に言われてドリンクの入ったボックスを
持って給水所に向かおうとした。
「先輩！私も手伝いますよ！」
『いいよ、いいよ！春乃ちゃんは幸子の
手伝いをしてきて！』
春乃ちゃんの優しさは嬉しいと思いながらも
断り、ボックスを抱えて給水所に向かった。
『…これくらいでいいかな』
何本かドリンクを足してボックスになおした。
耳をすませるとグラウンドから選手達の声、
バットでボールを打つ音が聞こえる。
『よし』
小さく気合を入れてグラウンドに戻る。
ベンチにボックスを置こうとしたときだった。
「あ。Aじゃん」
『御幸、くん』
ブルペンから戻ってきたのであろう
キャッチャーミットを片手にタオルで汗を
拭いていた。
『お疲れ様です。あ、ドリンク…』
先程作ったばかりのドリンクを渡した。
「ありがとう」
私からドリンクを受け取って飲み始めた御幸くん。
(そう言えば、こうやって2人きりになるの
久しぶりな感じする)
御幸くんのあの時に不機嫌な理由が分からず
過ごしていて、何だか緊張感がある。
御幸くんがドリンクを飲む音だけが
その場に聞こえる。
「＿＿＿＿あのさ」
そんな雰囲気を変えたのは彼の一言だった。
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まゆみ - 完結おめでとうございます！おつかれさまでした！番外編ぜひ見たいです(●´▽`●)付き合ったあとの話とか！楽しみにしております！ (2020年6月24日 1時) (
レス) id: fae32c4e01 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 素敵な作品をありがとうございます！！そして、完結もおめでとうございます！御幸、、カッコいいですね〜！是非、番外編・another story書いていただけたら嬉しいですっっ！！楽しみにいつでもお待ちしております！ (2020年6月22日 20時) (レス) id: cb848ab619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こころ | 作成日時：2020年6月14日 15時
