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『…ん…っ』
ゆっくり目を開けると、白い天井が目に入った。
独特な消毒液の匂いがすることから保健室にいる
ということは分かった。
「A…大丈夫か…!」
声の方向をゆっくり向くと、そこには御幸くんが。
(あれ、私は…?)
「軽い貧血だってさ。休憩中に倒れたんだよ。
…マネージャーから聞いたよ。
最近、食欲なくて飯あまり食べてないんだってな?」
『…うん』
「ちゃんと食べないと今回のようになるから
3食はきちんと摂ることって先生が言ってた」
『分かった…。ごめんなさい、迷惑かけて…』
ゆっくり体を起こして御幸くんに軽く頭を下げた。
御幸くんの顔を見るのが気まづいと思い、顔を
伏せたまま少しの沈黙があった。
「___でも、無事でよかったよ…」
『え?』
御幸くんの言葉に驚いて顔を上げようとしたら
目に入ったのは優しい笑顔の彼だった。
あの時のような、私が好きになった笑顔。
そんな彼を見て私の体温は上昇する一方。
(絶対、顔赤くなってる...)
『…あ、あのっ、御幸くん…っ』
「どうした?」
『…もしかして…ずっと居てくれたの…?』
今の状況で何聞いてるんだろうって思いつつも
恐る恐る聞いてみた。
「うん。そうだよ」
御幸くんのその一言にドクンと胸が踊った。
分かってる…。
この言葉はマネージャーだから。
マネージャーに対しての言葉なんだ…。
もう期待なんてしないんだから…。
『あ、ありがとう…』
小さく御幸くんに聞こえるか聞こえないか程度の
声だったと思う。
それでも彼はきちんと聞こえていたようで、
また優しい笑顔で「どういたしまして」と言った。
△▽△▽
暑い日が続いていますね。
読者様も熱中症には気をつけてお過ごしください!
お気に入りの数が増えていて驚きました。(笑)
ありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします!
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まゆみ - 完結おめでとうございます!おつかれさまでした!番外編ぜひ見たいです(●´▽`●)付き合ったあとの話とか!楽しみにしております! (2020年6月24日 1時) (レス) id: fae32c4e01 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 素敵な作品をありがとうございます!!そして、完結もおめでとうございます!御幸、、カッコいいですね〜!是非、番外編・another story書いていただけたら嬉しいですっっ!!楽しみにいつでもお待ちしております! (2020年6月22日 20時) (レス) id: cb848ab619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2020年6月14日 15時