story 36 ページ37
先輩たちが引退して、初めての部活。
一緒にドリンクを作ってくれた貴子先輩や
大きな声で練習していた3年生は…もういない。
「あ、A!練習前に全員集合だって!」
『分かった!』
幸子に言われて、ドリンクを作っている途中
だったがグラウンドに向かった。
グラウンドに着くと、部員たちが並んでいた。
私もマネージャーのみんなの所に並ぶ。
「新キャプテンから一言どうぞ」
高島先生の言葉で、新キャプテンが列の前に出る。
(____御幸くんが…新キャプテン?)
新キャプテンに選ばれていたことに驚きながらも
彼のほうに視線を置く。
「引退していった先輩には申し訳ないけど、
自分は結果にこだわりたいと思います。
勝つことにはとことん貪欲でありたいと思います。」
そう言った彼の言葉には重みを感じられた。
(前を向いているんだ…)
あんなことを言っても、どこかでは彼を羨ましいと
思っていたのかもしれない。
気づけば自分の拳を握りしめていた。
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まゆみ - 完結おめでとうございます!おつかれさまでした!番外編ぜひ見たいです(●´▽`●)付き合ったあとの話とか!楽しみにしております! (2020年6月24日 1時) (レス) id: fae32c4e01 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 素敵な作品をありがとうございます!!そして、完結もおめでとうございます!御幸、、カッコいいですね〜!是非、番外編・another story書いていただけたら嬉しいですっっ!!楽しみにいつでもお待ちしております! (2020年6月22日 20時) (レス) id: cb848ab619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2020年6月14日 15時