story 13 ページ14
彼の名前を呼ぶと成宮くんは走って目の前に来た。
「やっぱりAちゃんも稲実に来れば
良かったのに〜」
そう。私は成宮くんとは中学時代の同級生。
試合で会う度にこのことを言われるのは慣れた。
『成宮くん人気だから私じゃなくても
良かったのに...』
「何言ってるの!Aちゃんが良いの!」
(その自信はどこから来るんだろう...)
久しぶりに会う成宮くんだったけど変わらないな…。
「おーい、鳴。これ以上Aを困らせるなよ〜」
私の右肩に置かれた手。
振り返ると御幸くん。
「一也!お前には関係ないだろ!」
「ん?青道のマネージャーなんだから関係ある」
御幸くんの言葉がグサリと胸に突き刺さった。
やっぱりそうだよね…。
マネージャーなんだから当然なんだよねと
自分に言い聞かせる。
『じゃ...じゃあ私は仕事があるので!
試合頑張ってください!』
これ以上ここにいると泣きそうになるから
私は成宮くんと御幸くんから逃げるように走った。
「...一也はAちゃんのこと、どう思ってるの?」
「ん?普通にマネージャーで頑張ってるなとか、
俺も頑張らないとなって思ってるけど」
「そ」
△▽△▽
トプ画のほうを掲載しました!
以前はイラスト描いてたんですけど
あまりにも描かなすぎて断念しました。(汗)
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まゆみ - 完結おめでとうございます!おつかれさまでした!番外編ぜひ見たいです(●´▽`●)付き合ったあとの話とか!楽しみにしております! (2020年6月24日 1時) (レス) id: fae32c4e01 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 素敵な作品をありがとうございます!!そして、完結もおめでとうございます!御幸、、カッコいいですね〜!是非、番外編・another story書いていただけたら嬉しいですっっ!!楽しみにいつでもお待ちしております! (2020年6月22日 20時) (レス) id: cb848ab619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2020年6月14日 15時