□6話□ ページ9
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バムッバムッ……
ボールの跳ねる音
キュッキュッ……
バッシュのスキール音
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──────────そして
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スパッ……
ボールがネットをくぐる音。
昔から清志がバスケを
してるところを見てきた。
それで…なのかな?
物心ついた時には自分も
バスケが大好きで
清志と一緒にバスケをしてた。
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A「…宮地 清志っと。」
けど、体力的に自信がないから
“バスケ部”じゃなくて
“バスケ部マネージャー”として関わってる。
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高「…あっちぃー」
緑「さすがに…今日の暑さは異常なのだよ。」
夏も近付き、体育館の中は熱気が凄い。
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A「緑間くんと高尾くん!
はい、ドリンクっ
倒れない様に水分補給はこまめにしてね?」
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緑「…あぁ、すまない。」
高「真ちゃん、先輩なんだから
それやめろって言ってんじゃんっ!w
…A先輩、ありがとーございまっすw」
A「いえいえっ」
宮「おーいA、俺もー。」
清志がダルそうに手を出す。
A「はいっ、どーぞ!」
ドリンクを手渡すと
“どーも”と受け取った。
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宮「つか、緑間も高尾も覚えとけよ。
まじで、轢く……!」
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不機嫌そうに、二人を睨む。
A「まーた、二人とも清志に
なにかしたの?」
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いつもの光景に笑いが出る。
高「え、ちょ!宮地さんっ
俺なんにもしてないですけどっ!」
緑「……俺もなにもしてないのだよ……」
高「また、真ちゃんワガママでも
言ったんじゃねぇの?!」
緑「心外なのだよ!
一言もそんな事はっ……!!」
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ギャーキャーと言い合いになるが
宮「お前ら、うっせぇよ!……撲殺すんぞ。」
清志の一言で静まる。
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……うん。
今日も秀徳高校バスケ部は平和です。
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凪沙(プロフ) - 続編期待したいです!私的には高尾落ちがいいです。 (2013年6月17日 14時) (レス) id: 571b015d6c (このIDを非表示/違反報告)
京月(プロフ) - 面白いですね!!続編期待してもいいでしょうか??私はだれでも全然おkです(´ω`) (2013年6月14日 21時) (レス) id: ee0c4cddad (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 凄く面白い小説ですね*´`*宮地さん落ちがいいですっ///更新楽しみにしてます><頑張って下さいっ! (2013年6月4日 19時) (携帯から) (レス) id: 052d97f076 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - この小説凄く面白いです*´`*宮地さん落ちがいいですっ///更新楽しみにしてます><頑張って下さいっ! (2013年6月4日 19時) (携帯から) (レス) id: 052d97f076 (このIDを非表示/違反報告)
idollove0703(プロフ) - 宮地さん落ちがいいです! (2013年5月30日 17時) (レス) id: 62f35df83f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅるるx結紫 | 作成日時:2013年3月15日 21時