『俺にするのだよ。』『ちょ、真ちゃん抜け駆けすn『お前ら…轢くぞ。』

□9話 緑間side□ ページ13

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高「A先輩みーっけ！」

その声と共に高尾がA先輩に
抱きつく。


・・・なっ//


隣に居た宮地さんも固まっているのだよ…。



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宮緑「……高尾ぉ……!!」



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我に返り、高尾を追いかける。



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高「ちょ、そんな怒んないで！」


そんな戯言を言いながら高尾が
バタバタバタ……と走り出す。



宮「高尾ーっ！待てって言ってんだろ！
……まじで轢くっ!!」



緑「高尾、許さん！待つのだよっ！」


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高「待つわけないーー！！！」


必死で逃げる高尾を捕まえ、宮地さんと
一緒になって説教をする。


緑「大体、お前は！！」


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俺はA先輩が好き、なのだよっ//

高尾みたいに分かりやすく
愛情表現など、出来るわけがない……


だから、高尾が羨ましかったりするのだよ。


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A先輩は宮地さんが好きなのだろうか、
俺と高尾は“恋敵”と言うやつだ。


そして、宮地さんもだろう。


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だが、負ける訳にはいかん。
人事を尽くすのだよ。


俺は、A先輩が好きだ。
それは誰にも負けないのだからな。

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