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【SV】
一人称：私、お姉さん
二人称：あなた
「あらあら、はじめまして。円卓騎士団第五席、ヴィオレッタ・パドローナです。気軽にヴィオラとか、お姉さんとか呼んでちょうだいな。これからよろしくね♡」
「あらあら、大変。そんなに焦らなくても大丈夫よ。お姉さんも手伝ってあげるから、ね？」
「お勉強を教えて欲しい？ ええいいわよ、お姉さんに任せてちょうだい。さあ、まずはどこがわからないのか教えてちょうだいな？」
「うふふ、あなたは良い子ね。聞き分けのいい子はお姉さんだぁい好き♡」
「風紀を乱す悪い子にはお仕置きよ〜！ うふふ、逃げちゃだめよ。どうせ逃げようとしたって無駄なんだから♡」
「あらあら、だめじゃない勝手に逃げ出しちゃ。お姉さんの言うことを聞くって約束でしょう？ そうね、約束も守れない悪い子にはお仕置きしなくっちゃ」
「どこに行くのかしら？ 反省の時間はまだ30分残っているけど、もしかして時計の読み方も忘れちゃったのかしら？ ……うふふ、分かればいいのよ♡」
「うふふ、怖がらないでちょうだい？ ちょっとお仕置きするだけなんだから。それに、あなたが規則を守ってさえくれればお仕置きなんていらないのよ？ 」
「あらあら、またあなたなの？ これで一体何度目かしら。何度言っても聞かないような悪い子にはた〜っぷりお仕置きが必要みたいね」
「ねえ、教えてちょうだいな。あなたと一緒にふざけていた彼は、いったいどこに行っちゃったのかしら？ 早く教えてくれないと、あなたのお仕置きの時間が伸びることになってしまうんだけれど。……そう、ありがとう。あなたはと〜ってもいい子ね♡」
「あ・な・た・は・と・く・べ・つ♡ 私の婚約者なんですもの。私が躾けてあげなくちゃ、ね？」
「あらあら、皆してそんな怪訝な顔をしてどうしたの？ うふふ、これ？ ここの部屋の椅子はどうにも座り心地が悪いから、お気に入りのを連れてきたの♡」
「今日はヴィンスが欲しそうな顔してたからいつもよりたーっぷりあげちゃった♡ 彼に喜んでもらえると私もとっても嬉しいの！」
「人のものに手を出すなんて、悪い子ね。彼は私の
「これは『躾』よ。愛のない暴力なんかと一緒してもらったら困るわ。だって、愛していなければ躾なんかする必要ないんですもの！」
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作者名：白銀刹那 | 作成日時：2022年10月16日 21時
