Daily Motion 3【男性声優】

堪忍な ページ22

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『あかん〜ほんまあかん〜どないしよー』


福山)｢どうしたお前｣


どうも。穴澤やで。ちょうど今アフレコを終えたところなんやけど



『関西弁が抜けん〜』


宮野)｢どんだけ〜!｣


『どんふぉげーっ!』


あ、今のネタ分かる人おるんやったらあれやな、黒執事のニューイヤーズパーティー知っとる人やって解釈させて貰うで。



『関西弁とか憧れるで?あんな、うちの地元の方言なんてほんま可愛さの欠片もないんやで。』


福)｢例えばどんな?｣


『言わへんけどな!』


福)｢言わねぇのかよ!!｣



今私がアフレコしとった子はなぜかエセ関西弁を喋る子やから、これ全部ウチの勘で喋ってんねん。違ってても堪忍な



宮)｢でもさ、でもさ、Aちゃんが今の状態だとタメになってるからなんか新鮮!!｣


『マモちゃん、ほんま堪忍な』


宮)｢ええんやでっ!!｣



凄いキラキラとした笑みを向けられなんだか気恥ずかしくなってきたわ。


『はぁー、次やる子はめっちゃドSやし、今日キャラ濃すぎや〜ほんまにー』



そう思うとあれやね、私以上に１日で色んな役をこなしてる先輩ってほんま凄いわ



『福山さんなんてオカマやったりタコやったりやもんなぁ』


福)｢マモちゃんはマモちゃん呼びだったのに俺は福山さん呼びなのかよ!｣


宮)｢ええでっ!めっちゃええで!!Aはん!｣


『せやかて福山はん』


福)｢いやそーじゃなくて!!｣



ね?他にもあるでしょ?と勢いよく聞いてくる福山さん。欲しがりさんだなぁ全く()



『ずんずんはん、次も仕事一緒やないですか。ご一緒してもええですか?』


福)｢なんでずんずん…!｣



頭を抱えてオーバーリアクションの福山さんの肩にポンと顎を…間違えた、手を載せる宮野さん



『欲しがってる人に欲しいものをﾀﾀﾞで与えるのは口惜しいので。』


宮)｢あ、戻った｣

福)｢お前…そういうとこばっか成長しやがって…｣


ふと時計を見ればそろそろ移動しないとまずい。福山さんを急かすけどぐれて中々動かない。

仕方ないなぁ…




『…ほら、潤さん行きますよ』


福)｢え!｣



パァァと顔を一気に明るくする福山さんの背中を押すようにしながら、宮野さんに頭を下げスタジオを後にした



*



宮)｢いやぁ、Aちゃん飴と鞭の使い方が巧いね｣

杉)｢鞭…?｣←


宮)｢うわぁ、どっから出てきたの!｣

お魚くわえて町まで出掛けたら→←ぐーるぐる

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