愉快な道化師4(ゴーゴリ) ページ8
それが、ゴーゴリの唇だと分かったのは数秒後。
私は、ゴーゴリが無理矢理舌を入れようとしてくる所で、キスをされている事に気付いた。
ねっとりとゴーゴリの舌が、私の舌を絡め取っていく。
「んんッ・・・・・・!!?」
ゴーゴリは、満足したのか一通り舌を絡ませ終えると、ゆっくりと口を離した。
透明な糸の橋が、つぅと私達の口に架かる。
乱れた呼吸を整えようと、私が深く息を吸い込んだ時だった。
「Aちゃん・・・」
突然、ゴーゴリに抱き締められた。
私を抱き締めるそのゴーゴリの温かい躰からは、先程までの凍て付いた視線は感じない。
否、寧ろ感じたのは不安と安心だった。
「君は・・・僕のモノだ。誰にも渡さない。例え、ドス君でも」
____震えてる?
ゴーゴリの躰が、僅かに震えているのが分かった。何故、震えているのか____
その答えは、後から分かる事になる。
「僕は・・・Aちゃんの事を、こんなにも愛しているのに。如何して君は僕だけを見ないんだ?君は、僕の事が嫌いなのかい・・・?!」
私は、ハッとした。
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聴(プロフ) - テツさん» うわぁぁぁぁ最高........!ありがとうございます! (2018年3月10日 23時) (レス) id: 2084af5cf6 (このIDを非表示/違反報告)
テツ(プロフ) - 聴さん» ゴーゴリと夢主のお話ですね・・・!了解です! (2018年2月8日 19時) (レス) id: d776172fc0 (このIDを非表示/違反報告)
聴(プロフ) - ゴーゴリと猫系夢主のお話みたいです....!いつも口面つけてるっていう設定があると尚(ごめんなさい完全にうちの夢主でした黙ります) (2018年2月7日 12時) (レス) id: 2084af5cf6 (このIDを非表示/違反報告)
Sea - ア゛ア゛ア゛ゴーゴリさんしんどい (2018年1月27日 9時) (レス) id: c676ee4e9b (このIDを非表示/違反報告)
テツ(プロフ) - 奈槻さん» 有難うございます!!楽しみに待っていてください! (2018年1月23日 9時) (レス) id: d776172fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テツ | 作成日時:2018年1月14日 19時