542話 毒をくらわば ページ48
灰崎「あ？」
ボールをパスされた灰崎の前に黄瀬が出た
黄瀬「今度は止める！」
灰崎「えーっとこうだっけか？」
黄瀬「！？」
それは先程笠松が灰崎を交わした時と全く同じ動きだった
灰崎「ハハハハッ」
黄瀬「何！？」
笠松「あれはさっきの俺の…！」
ガンッ
灰崎によってダンクが決まった
ピーーーーッ
「「オォォォォォォォォォッ！！」」
森山「“黄瀬に出来る事は自分にも出来る”とでも言わんばかりだ」
小堀「当て付けかよ 嫌な野郎だぜ…っ」
男子「やっとエンジンかかってきたか」
男子「悔しいですけどアイツ抜きじゃキセキの世代を要するチームには歯が立たない…」
男子「あぁ 毒をくらわば皿までだ」
そして灰崎は不気味な笑みを浮かべながら笠松のマークについた
笠松(どうやら奴は調子に乗せたら厄介なタイプらしいな
だったら…)
シュッ
灰崎を交わそうと右左に動き続け、少し出来た隙にパスを出した
笠松(ウチの得点源は中だけじゃないんだぜ！)
バシッ
パスを受け取ったのは森山だった
森山「ナイスパス！
えいっ！」
両手でゴール向けてボールを投げた
普通の者なら絶対に入らないスタイルだ
しかしボールは狂う事なくゴールした
ピーーーーッ
「「オォォォォォォォォォッ！！」」
森山「よしっ！」
早川「ナイッシュー！も(り)やまさん！」
・
小金井「相変わらずあのフォームで何故入る…？」
土田「回転もきったな…
というかほとんどかかってないぞ」
貴方「あれは自分の打ちやすさを最優先に考え編み出したフォームなんでしょう
結果それが相手にとってブロックしづらい独特の間合いを作ってあの人だけの武器になってる
あんなシュートで入るの森山さんぐらい
ある意味才能ですね
まぁ 今回の試合では別ですけど…」
誠凛「え？」
貴方「灰崎くんのスタイルは涼太にすごく似てる…
彼の方が何倍も厄介ですけど…」
・
灰崎は走る森山を横目で見ていた
灰崎「へぇぇ… 良いなそれ」
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宝石姫(プロフ) - 美衣さん» ご報告ありがとうございます！すぐに訂正しておきます (2021年9月15日 12時) (
レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 失礼します。522話で｢飛べない｣が｢食べない｣になってました。 (2021年9月14日 22時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2020年11月27日 15時
