Part23 マドンナはマフィア！？ (ページ30)

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神出鬼没ページ30

綱吉「あの入江さん…」

正一「ん？何だい？綱吉くん」

綱吉「六道骸の事なんですけど…」

正一「え？」

綱吉「入江さんは骸についてヴィンディチェからの情報を知ってましたよね？」

獄寺「10代目！」

山本「ツナ…」

貴方「ツナくん…」

綱吉「今、骸がどうしているかだけでも分からないかと思って」

正一「残念だけど僕にもあれ以上の事は分からない」

綱吉「……」

貴方「しょうがないわよツナくん

ヴィンディチェはマフィアとは違う別の組織だから

中々10年前の世界でも私も容易には情報を手に入れられなかった

この時代だってそれは変わらないはずよ」

正一「Aちゃんの言う通り

ヴィンディチェは特殊な組織だからね

そう簡単に情報は入って来ないし

こちらからも手出しは出来ないんだ」

綱吉「そうですか…」

正一「ごめん役に立たなくて…」

綱吉「いえいいんです！
そうじゃないかとは思ってたので
ただ何か分かればクロームも安心するかなって…」

正一「また新しい情報が入ったら必ず知らせるよ」

綱吉「ありがとうございます」

正一「それにしても六道骸の事は僕も予想外だったよ」

綱吉「え？」

貴方「どう言う事？」

正一「イタリアのミルフィオーレ本部に潜り込んでデータを盗み出したり

白蘭さんと対峙したり…」

綱吉「はぁ…

(やっぱり10年後でも神出鬼没なんだな骸って…)」

正一「六道骸があんな行動をとった理由は分からないけど…

きっと彼なりにボンゴレやAちゃんの為に動いたんだと思う」

獄寺「ケッアイツはそんな奴じゃないぜ」

山本「でも俺達の味方だろ

それに骸は間違いなくAの事を大事に思ってると思うぜ」

獄寺「俺はそんなの認めねぇぞ！」

山本「一緒に戦ったじゃねぇか」

貴方「2人とも…(苦笑」

綱吉(骸が味方かどうかは分からないけど

クロームやAちゃんの事は大切に思っているはずだ

だから早く2人の元に帰ってくれると良いなぁ…)