諦めない ページ28
リボーン「それでスゴスゴと帰って来たのか？」
綱吉「ごめん やっぱり俺何の役にも立たなくて」
貴方「私の方こそごめんね
もう少しクロームと話してたら良かった…」
獄寺「そ、そんな事ありません！
10代目と姫が自ら出向いて来られたというのに話を聞かないあの女が無礼なんです！」
山本「でも飯食わねぇなんて体が心配だよな」
獄寺「ほっときゃそのうち腹が減って食べるぜ！」
綱吉「だと良いんだけど…」
貴方「もうお腹は十分空いてると思うんだけど…」
10ビアンキ「それであなた達はもう諦めるの？」
ハル「いいえ！
ハルはクロームちゃんとお友達になる事諦めたりしません！」
京子「私も！
新しいご飯を作ってまた持って行ってみる！
ね？ハルちゃん！
どうせなら温かいものを食べてもらいたいし」
ハル「そうですね！じゃあ早速！」
京子「うん！」
2人はご飯作りに取り掛かった
綱吉「京子ちゃん…ハル…
(2人とも 強いんだな…)」
10ビアンキ「女はね 男が思うよりずっとしたたかで強いのよ」
綱吉「え？」
獄寺「姉貴…」
10ビアンキ「良く覚えておきなさい」
綱吉「そっか…
じゃあクロームも本当はそうなのかな？」
獄寺「10代目？」
山本「ツナ？」
貴方「ツナくん どうしたの？」
綱吉「俺 話をしようにもクロームの事よく知らないって気づいて…
何処から来たのかとか 骸達との関係とか
本当に何一つ知らないんだなって…」
山本「ツナ…」
貴方「そんな事思ってたのね…
(そっか ツナくん達は知らないんだね
クロームの過去を…)」
獄寺「10代目がそこまで気にされる事はありません
アイツらは守護者とはいえ、元々は敵だったんですし…」
綱吉「それはそうだけど…
これかも一緒に戦ってくれる仲間なのに」
貴方「ツナくん…」
綱吉(俺だって京子ちゃんやハルに話せない事はあるし
クロームにも話したくない事はあるんだろうな…
無理に聞き出すなんて出来ないし…)
リボーン「……」
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2020年6月19日 18時
