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裏球針態 ページ26

幻騎士・10雲雀「……」








2人は睨み合いながらどちらも動かずにいた








10雲雀「いくよ」








雲雀の3つのリングに炎が灯された








幻騎士(3つの雲のリングを同時に…

何をする気だ?)








ガチャンッ

大きな雲の炎を一気にBOXに注入する








幻騎士(無理矢理3つのリングを…!

あれではBOXが…っ!)








10雲雀「BOXを殺してしまわぬように炎を注入するのが難しくてね」








パリィンッ

BOXだけが砕け、中からハリネズミが出てきた

そのハリネズミは雲雀の側で雲の炎を纏っていた


ヒバードは異変を感じ、胸ポケットから出てAの肩に乗った








10雲雀「裏球針態」








紫色の光がどんどん幻騎士に迫ってくる








幻騎士「何!?」








その表面は人を弾き、BOXまでをも弾いた

海牛は表面に当たるも跳ね返されていた








幻騎士(幻海牛(スペットロ・ヌディブランキ)が弾かれた!?)








そして最後には幻騎士が取り込まれて行った








貴方「……」








Aは裏球針態に取り込まれる事は無かった








貴方「恭弥…」








球針態に触れ、雲雀の名前を呟いた








貴方「恭弥 どうか無事でいて…」








そう呟いて、山本やラルを助け出した



















〜数十分後〜









貴方「!」








Aは球針態に異変を感じた



メキメキメキッ

みるみる球針態にヒビが入っていく








貴方「武…!ラル…!」








Aは2人に覆い被さり、守った



ドドドドドッ

裏球針態のドームが崩れ落ちた

その中で1つの人影が現れた








幻騎士「……っ(仕留めた!)」








振り返り、雲雀の居た方を見た








幻騎士(これでボンゴレも終演だ…

後はあの女を白蘭様の元に…)








ヒバード「ミードリータナービクー ナミモリノー」





貴方「!」








幻騎士「雲雀の鳥か?」








Aは立ち上がり、ヒバードの飛んでいった方を見た








ヒバード「ダーイナクーショウナクー ナミガイイー」





幻騎士・貴方「!」








ヒバードが誰かの指にとまった








貴方「嘘…っ」








?「騒がしいな…」








幻騎士「き、貴様は…!」








?「君 誰?」








貴方「恭弥…!」








雲雀「僕の眠りを妨げるとどうなるか知ってるかい?」








そこには中学時代の雲雀が座っていた

10年前の雲雀→←幻海牛



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作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://onegaimymerodyi  
作成日時:2020年5月26日 1時

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