Part19 マドンナはマフィア！？ (ページ46)

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本当の敵ページ46

正一「その基地でのこの状況での出会い方こそが僕らが設定したゴールだったんだから」

綱吉「僕ら？ゴール？」

獄寺『な、何言ってやがる！』

正一はゆっくりと立ち上がり、話を続けた

正一「ミルフィオーレがボンゴレリングを奪う為に、Aさんを奪う為に君達をこの時代に連れてきたのは事実だ

思惑通り君達はボンゴレリングを持ってここにいる」

綱吉・ラル「……っ」

獄寺『やっぱりボンゴレリングが狙いなんじゃねぇか！』

正一「ボンゴレリングを奪うだけなら君達をこのメローネ基地に呼び寄せる必要は無かった！」

貴方「呼び寄せるって…」

リボーン「あの手紙まさか…」

綱吉「！あの時の手紙…！」

その時、10年後の獄寺が書いたG文字の手紙を思い出した

正一「君達が僕を標的にしてここへ乗り込むようにさせたのは僕がミルフィオーレに秘密で仕組んだ計画だったんだ」

貴方「え？」

正一「君達を…

君達を鍛えて強くなって貰う為にね」

全員「！？」

正一「たくさん酷い事をしてホントにごめん…」

カプセルに入っている山本・イーピン・ランボ・了平の4人は未だ倒れたままだった

正一「でもこれから来る戦いに備え

短時間に飛躍的な成長をして貰うにはこの方法しか無かったんだ！」

リボーン「……」

綱吉「え？これから来る戦い？」

正一「そうだ！君達の本当の敵は僕じゃない！」

獄寺『ふざけんな！作り話に決まってるぜ！

テメェがヤバくなってきたんで俺達を丸め込もうってんだな！？』

ラル『獄寺の言う通りだ！そんな話信じられるか！』

正一「待って！考えてみてくれよ！

君達を消そうと思えばもっと早くそう出来たさ！」

全員「え！？」