１４９話 ページ4
ユニちゃんを連れ戻そうとする人たちをスクアーロさんが火薬と匣兵器であろう鮫、それから剣術を駆使して食い止める。
鞭を構えて戦闘準備をするディーノさんはいったん退いて体勢を立て直すべきだと言った。
だがそんな事を言われても、ここがどこなのかも分からない。
高層ビルが建ち並ぶこの街はどこまで行けば体勢を立て直せるような場所に出られるのか。
｢でしたら皆さんをここへ運んだ超炎リング転送システムが近くにきてるはずです｣
それを聞いて山本くんに背負われているスパナさんがパソコンを確認した。
彼は基地の爆発に巻き込まれていたけど無事だったようだ。
話によればボンゴレ基地上空に金属反応があるらしい。
｢転送システムを使えば並盛町に帰れそうだな｣
｢そうはいきません｣
リボーンくんはニッと口角を上げたがそう易々と逃がしてくれるはずもなく、桔梗さんが入江さんの腹部を貫いたあの技を数発こちらに向けて撃ってきた。
その攻撃は獄寺くんのＳＩＳＴＥＭＡ Ｃ・Ａ・Ｉによって防がれる。
｢１０代目！ 今のうちに転送システムへ！｣
倒せれば万々歳なんだろうけれど、逃げ切ることが私たちのすべき最低ラインの行動。
｢手伝うよ｣
実戦経験はないが、そんなもの、積む機会がなくてはゼロのまま。
それに、銃を扱う遠距離攻撃の私は牽制しながら距離を取れる。
この場において、獄寺くんと私ほどの適任はいない。
私が立ち止まったのを見るとツナくんや獄寺くんは驚いた顔をしたが、リボーンくんは｢任せたぞ｣と言って、皆も一緒に走り抜けた。
ツナくんに貰った匣を開匣し、構える。
｢足引っ張んなよ｣
信頼してくれているのだろうか。
こちらを気にする素振りも見せず、敵から目を離さない獄寺くんは次の攻撃に備えていた。
｢うん｣
銃口を向かってくる桔梗さんへと合わせる。
避ける気がないのか、撃たれてからでも避ける自信があるのか、一直線に突き進むさその眉間へと引き金を引いた。
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小学7年生(プロフ) - 星風みやびさん» 星風みやび様、コメントありがとうございます。3つもリクエストを頂けて助かります！ 考えてみますね！ (2021年1月4日 0時) (
レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
星風みやび - 正月で暇してたので更新嬉しいです！〇〇してみたけいなら、「好きって言ってみた」「猫耳つけてみた」「ポッキーゲームしてみた」「お化け屋敷に入ったら」がみたいです！ (2021年1月3日 22時) (レス) id: 41f261eb6e (このIDを非表示/違反報告)
小学7年生(プロフ) - シェリーさん» シェリー様コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。遅くはありますが、最後までお付き合いください^^ (2020年12月15日 23時) (レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
シェリー(プロフ) - いつも楽しませてもらってます！続き楽しみにしてます！ (2020年12月15日 19時) (レス) id: ffb82a2b0d (このIDを非表示/違反報告)
小学7年生(プロフ) - 雛。さん» 雛。様、コメントありがとうございます。拙い文にも関わらず、楽しんでいただけたようで作者も嬉しいです^^ (2020年11月18日 18時) (レス) id: f875b378db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小学7年生 | 作成日時：2020年9月22日 23時
