第20話 ページ24
.
それから歩き続け、だいぶ進んだ頃。
Aは目の前に水溜りがあることに疑問を持った。
『(奇怪しい。最近雨は降っていない筈なのに)』
Aが隣で歩いているカカシに目を向けると、バッチリと目が合った。
カカシはAの頭を撫で、耳に顔を近づける。
カ「 “そのまま通り過ぎて” 」
Aにしか聞こえない僅かな声量で告げる。
『！ (流石先生。気づいていたんだ)』
Aはカカシの言う通りに、素知らぬ顔で通り過ぎる。
すると、水溜りの中から二人の男達が出てきて、カカシを鎖で縛り付ける。
ナルト達が戸惑っている間に、カカシは敵の鎖によって、潰されてしまった。
サク「キャアー！」
ナ「カ、カカシ先生ー！！」
『！ナルト！後ろ！』
「二匹目」
敵がナルトの背後に現れ、ナルトを鎖で倒そうとしたが、先にサスケが手裏剣を投げ、近くにあった木に仕留める。
さらにクナイを投げ、木に固定し
鎖を使えないようにする。
その間に、Aはサクラとタズナの前に移動した。
「外れぬ…！」
敵は鎖での攻撃を諦めたのか、鎖を切り離し、ナルトとA達の元にそれぞれ一人ずつ突っ込んできた。
『サクラさん、タズナさん！下がっていてください！ナルトは伏せてて！』
Aはクナイを構え、戦闘態勢に入る。
だが、Aが敵に攻撃する前にサスケが目の前に現れ、腕を広げ、盾になった。
『！サスケさん…！』
絶体絶命。その時
ドカッ！
「うわぁっ！」
ナルトが顔を上げると、敵に倒された筈のカカシの姿がそこにはあった。
カ「よう」
サク「(カカシ先生…！生きてた！)」
サス「(でしゃばりが…)」
『(もう少し、早く出てきてほしかった……)』
ナ「はっ…！じゃあ、あれは…」
ナルトが先程カカシが殺られた方を見ると、切り株が乱雑されていた。
ナ「(カカシ先生…。変わり身使ってたのか…！)」
カ「ナルト。直ぐに助けてやらなくて、悪かったな。怪我させちまった。お前がここまで動けないとは “思ってなかった” からな」
タ「(はぁー…どうにか助かったわい)」
カ「取り敢えず、サスケ、A。良くやった。サクラもな」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三日月光(プロフ) - シルビア☆姉貴さん» 隠れてたんですね(笑)。大歓迎です！いつでも来てください！ (2021年6月27日 14時) (
レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 三日月光さん» 3ヶ月ぶりです！！！！(笑)しばらく隠れてました。(笑) また来る……………かも…………。 (2021年6月26日 21時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
三日月光(プロフ) - シルビア☆姉貴さん» お久しぶりです！最近見なかったので、お元気そうで良かったです！！(*^^*) (2021年3月24日 14時) (レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 三日月光さん» 久しぶりです！！！！(^ω^)(^o^)v(*^^*)シルバーウルフからシルビア☆姉貴に改名しました。(^ω^) (2021年3月22日 0時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
三日月光(プロフ) - ヒマリさん» 送信遅くなり、すみません！そしてコメント、ありがとうございます！この作品は私が最初に作った作品ですので、そう言ってもらえて、嬉しいです！ヒマリさんも、これからも頑張ってください！ (2021年2月1日 0時) (レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
