《ｲﾅＧＯ》　私は社長の秘書　《基山ヒロト》　

〜7〜　連絡　 ページ9

あの後私はマサキを病院へと連れって行った

診断は捻挫
それもかなりの重症

約２週間は安静にしてくださいとのことだった


あ「痛い？」

マ「大丈夫・・・」

あ「嘘はよくないな」

マ「・・・」

あ「素直じゃない子は私嫌いだよ」

マ「痛いです・・・」

あ「ふふ、宜しい」


そう言って私はマサキの頭を撫でる


あ「お日さま園まで送ろうか」

マ「・・・Aさんの家行きたい」

あ「えっ？」

マ「Aさんの家！」

あ「お日さま園は？」

マ「行ってみたい」

あ「うん、分かった！」


私は瞳子姉さんに連絡を取った


瞳『もしもし』

あ「あっ、姉さん！久しぶり」

瞳『あら、A久しぶりね』

あ「うん、あのさ・・・」


私はマサキが怪我をしたこと
それから私達の家に行きたいと言ったことを伝えた


瞳『構わないわよ。狩屋君にも伝えて

楽しんできなさいって』

あ「分かった。じゃあしばらく預かるね」

瞳『よろしくね』

あ「えぇ」


.


.

あ「マサキ、いいって」

マ「ありがと、Aさん」

あ「いいえ＾＾後『楽しんできなさい』だって」

マ「瞳子さんにもお礼言わなきゃ」

あ「そうね。怪我が治るまで居ていいからね

通学も不便だろうし私が送っていくわ」

マ「ありがと」


私は病院の駐車場から車を出した

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