何回だって君に。【青】

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すいside


『今度莉犬くんもアメリカ行こう！！』


来て直ぐにぺらぺら喋りだした私の口は未だ止まることを知らない


それでもにこにこと聞いてくれる莉犬くんになーくんは優しいなぁ



まぁわかるだろう
ここは6人のお家



り｢最近すいちゃんいっぱい来てくれるから嬉しいよ！
……きっところちゃんも｣


ちらりところちゃんを見た莉犬くん

あいつスマホしてるし………



『最近母さんと父さんが喧嘩しまくってるから居心地悪くってさぁ

みんなといるの私も楽しくて好き！』



な｢今日は泊まってくの？｣



『んーどうしよっかな………、ねぇころちゃん今日部屋借りれる？』


大体泊まる時は誰かが相部屋になって私に一部屋開けてくれる()

こういう時ころちゃんはいやいや言いながらも譲ってくれるんだけど




こ｢………今日はむり、他当たって｣




『……え、、ぁごめんね？わかった』



たったあれだけなのに

冷たくて、鋭くて、今までのころちゃんの温かい言葉じゃなくて心が痛む


な｢ま、まぁころんもテスト勉強とかあるしね〜｣


『ころちゃんが勉強……？？？

嘘でしょ、信じないよそんなの
毎回理数以外赤点ギリギリじゃんww』



笑い話にしていいのか…w




ジ｢てかころちゃん今日めっちゃスマホ見るやん、いつも前のめりになってお菓子食ってるくせにw｣


こ｢…はぁ、別にそんな食い意地張ってないから｣



5人にさえ冷たい態度をとり目を合わせてくれない

やっぱりころちゃん変




『こ、ころちゃん…い、いくらジェルくんでも…wもうちょっと優しく』



こ｢なに？どうせジェルくんだし良いでしょ｣



ジ｢おいお前ら2人どういうことやねん｣



な｢は、はいはいジェルくんが可哀想だからww｣



ぱんぱんとその場を制しなーくんはころちゃんのスマホを机の上に置いた


こ｢わっ、何するのさ！｣



な｢1回家族会議を開こうと思います

すいちゃんもいるし丁度いいね｣


る｢ふぅー！！！｣

り｢ぱんぱんつかつかーーー｣


さ｢あ？パンツ？｣



『…ほんとに……www』



な｢もーぉうるさい！

とにかく最近みんなは勝手しすぎ、食器は放ったらかし洗濯物は干されたまま

これでいいんですか！！！｣


ジ｢よくないでーす｣


り｢よくないとおもいまーす｣



『…あんたらちょっとはやりなさいよ……』



る｢待ってください！！！
今週はころちゃんが家事当番です！｣



こ｢へ、？家事……当番………？｣

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