knock7 ページ8
「すみませーん、英智先輩いらっしゃいますか？」
泉「Aー！可愛い可愛い俺の従兄妹！」
「おわっ、いず兄久しぶりー♪じゃなくて、英智先輩は？」
英智「ここにいるよAちゃん、おや？ふふふ。その企画書を持ってるってことはそういう事だね？」
「はぁ、これはまた面倒なことになりそうですけど...」
私は一通り英智先輩に詳細を聞いて承諾したはいいものの...
「誰に声をかければいいの！？」
企画書には8〜10名って書いてあるけど
そんなにみんなやりたがるのかな...
まぁ、とりあえずこの人には絶対やってもらわなきゃならない
「敬人先輩...」
敬人「なんだ改まって」
「文化祭で女装してくれませんか！」
敬人「断る」
「なんで！」
敬人「はぁ...どうせ、英智の事だろう？全く、何でもかんでも俺にやらせるとは...度し難い」
英智「けーいーと♪僕の期待を裏切るようなことをしたら悲しいなぁ？」
敬人「くそっ、なんで貴様がここにいるんだ」
英智「Aちゃんがきっと困ると思ってね？」
英智先輩...それを毎回お願いできますかね
敬人「英智を使って脅迫とは...いい度胸だ逆瀬」
「私は何もしてませんよ！？」
敬人「良いだろう、その企画参加してやる」
英智「良かった、敬人ならそう言ってくれると信じてたよ♪」
なんだかわかんないけど1人目決定...
「あと7人ほどか...」
授業とプロデュースをこなしつつ、スカウトまでするなんて聞いてないぞ...
創「Aお姉ちゃん？浮かない顔ですが、どうかしましたか？」
そうじゃん、適任がいた
「しののん！」
創「わぁっ、は、はい何でしょう？」
「文化祭のミスコンに出て欲しいの！」
創「ほえぇ！」
と、まぁこんな感じの勢いで
しののん
忍くん
凛月
なるちゃん(は、立候補してきたんだけど...)
零さん(は、凛月が見たくて着いてきた感じ？)
颯馬くんが決まった
「うーむ、あと1人...あと1人はぁ」
思考を凝らして考えてみた
すると私の頭の中にはある会話が浮かんできたんだ
つむぎ『夏目くん、夏目くん、もしかして前女装してたりしませんでした？』
夏目『ハ？』
「これだっ！」
あ、やばい声が大きすぎたかも...
廊下中に響き渡るほどの大声を出してしまった
続く (更新停止中)
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作者名：恋桃 | 作成日時：2020年1月16日 9時
