Knock 4 ページ5
「えっと、凛月ー？」
凛月「黙って」
ドンと私は壁に押し付けられる
「り、凛月どうしたの？」
顔が怖い、いつになく怖い
凛月「兄者の匂いのするAなんて、Aじゃない...」
そして凛月までも近づいてくる
「ちょ！ストップ！凛月！ストップ！」
そんな声もお構い無しに凛月は唇を首筋に近ずける
そう思ったのは一瞬だった
司「凛月せんぱぁぁぁぁぁぁぁいっ！」
司が猛ダッシュして凛月を取り押さえた
凛月「ちょ、スーちゃん痛いんだけど...」
司「そんなこと呑気に言ってる場合ではありません！凛月先輩、お姉様に何をなさったのですか！？」
司の目が血走っている...
「ええっとー...」
凛月「Aの事を俺が助けたんだよね...♪」
「あぁ、そうそう！...って、良いところだけ持っていこうとするな！」
相変わらず乗せるのが上手いんだよねこの子は
「まぁ、でも助けてもらえたのは事実だし...心配しなくても大丈夫だよ？司、でもありがと！」
心配なのです！と口をふくらませている司の頬を撫でる
「可愛いっ♪」
司「くぁぁっ！子供扱いしないでください！」
凛月「A、それ俺にもやって♪」
「凛月は迫ってきたからやらなーい！」
私はまた口をふくらませる幼なじみをおいてKnightsのレッスン室へ向かう
「失礼しまー」
泉「くまくん、遅いんだけどぉ！」
急にいず兄のドアップ
「いず兄！私だよ！」
泉「あぁA♪」
そんな近くで満面の笑みやめて...
「ちょっと色々あって今日は私がKnightsのプロデュースになったんだけど...」
レオ「おぉ！Aだ！うっちゅー☆」
「うっちゅー☆それで、とりあえず司と凛月がここに居る！あ！お姉ちゃんやっほー！」
嵐「あらあらァ、なんだか楽しそうね♪」
鳴上嵐ちゃんは夢ノ咲学院で唯一女の子！...に近い存在で、私は親近感を覚えている
凛月「そろそろ、スーちゃん離してくんない？」
司「ダメです！手を離したらお姉様に何をしだすか分かりませんから！」
泉「ちょっとそれどーゆー事？詳しく説明してよね？」
司「はい、実は凛月先輩が...」
「はいはい！ストップ！凛月は大丈夫だし、いず兄も司も心配することないから！ね？凛月☆」
凛月「もっちろーん、俺がAを襲うだなんてそんなことあと何十回と無い話だし♪」
泉「はぁ？」司「What's？」
あぁ、ダメだ...
3人で言い合いを始めちゃったな
仕方ないからお姉ちゃんとレオ先輩とでレッスンしよーっと
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作者名：恋桃 | 作成日時：2020年1月16日 9時
