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第66話 ページ6

貴「お呼びですか?お父様」

扉を開けて顔を覗かせる

父様「やっと来たか。入ってこい」

そう言われお父様の前まで行き

貴「御用はなんでしょうか?」

腕を組み尋ねる

袖で隠れていて見えないだろうけど

父様「白龍がシンドリアへの留学を強く望んでいる。それは知っているな?」

こくりと頷く

父様「行かせてやる事は反対はしないが、白龍だけではシンドバッドに良いように利用されそうだからな。お前が白龍と共にシンドリアへ行け」

その言葉には少し驚いたけど

貴「お父様の仰せのままに」

そう言い深くお辞儀をする

父様「それだけではない。今からシンドバッドに会う。お前もついてこい」

嫌な予感がするけど

貴「わかりましたわ」

今はお父様の言う通りにしておく

一旦部屋に戻り

お父様の従者が呼びに来るまで待機する

そう言えばお父様は

私がシンと知り合いだって知らないはず

だとしたら初対面の振りをした方が

都合がいいかもしれない

そう考えていると

従者「A姫様。皇帝陛下様がお呼びです。」

呼ばれたのでお父様とシンの居る部屋に向かう

扉の前に私が立つと従者が

従者「皇帝陛下様。A姫様が参りました」

そう言いながら扉を開ける

部屋に入るとお父様とシンだけしか居なかった

シンに目を向けると

すごく驚いた顔をしている

ゆっくりとお父様に近づく

父様「先程話していた私の8番目の娘、Aだ。A、シンドバッド王に挨拶を」

少し膝を曲げて会釈する

貴「お初お目にかかります。煌帝国現皇帝の娘、練Aです。以後お見知りおきを」

シンに顔を向けてにこりと微笑む

シン「あ…あぁ。初めまして、シンドリア王国シンドバッドだ」

一瞬驚き止まってたけど

笑顔で手を差し出してくる

ちらりとお父様を見てから

その手に自分の手を重ねる

父様「A。シンドバッド王と仲良くするんだぞ」

そう言いお父様は部屋を出ていった

部屋には私とシンだけしか居ない

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爾ャ亜(プロフ) - 鈴屋さん» ご回覧ありがとうございます。ギャップ萌えって良いですよね(*´ω`*) (2017年1月22日 14時) (レス) id: f956985d74 (このIDを非表示/違反報告)
鈴屋(プロフ) - 白龍がずっと真っ赤になっててかわいいwwwこれがギャップ萌えというやつですか.....(*^^*) (2017年1月22日 0時) (レス) id: 5ff6127976 (このIDを非表示/違反報告)
あれん-Alen-(プロフ) - ディウスさん» あー、よかったです。自分の変な提案のせいで台無しになったらと心配してましたw (2015年2月2日 0時) (レス) id: 28296e8ba7 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - あれん-Alen-さん» 返信遅れて申し訳ありませんでした。とてもいい感じになったのであれんさんには感謝しています(*´ω`) (2015年2月1日 22時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
あれん-Alen-(プロフ) - あ、自分が言った色になったんですね!…え、大丈夫でした?絵は上手いのに色のせいで残念とかないですか!? (2015年1月22日 1時) (レス) id: 28296e8ba7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年11月6日 23時

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