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第62話 ページ2

明兄様の言葉によって各自解散した

明「Aは帰らないのですか?」

炎兄様と明兄様と私しかこの部屋にいない

貴「報告書を渡すために来たのを忘れていました」

そう言いつつ懐から分厚い報告書を出し

明兄様の手に乗せる

明「!…多いですね」

少し嫌そうな顔の明兄様

私のせいで今夜も徹夜することになると思う

炎「そんなことよりA。レームではどんな事をしていたんだ?」

炎兄様に引っ張られ膝に座る

炎兄様の膝上に座れるのは私だけの特権

貴「色々な人達と沢山の話をしました。文化や歴史、民衆の声を聞くのは面白かったです。」

レームでの事を思い出しながら言う


紅炎side

貴「炎兄様。私、友ができたんです。」

そう言ったAの顔はとても輝いていた

炎「そうか…どういう子だ?」

俺がそう尋ねると

貴「ティトスとミュロンという子なんです。ティトスは金髪の子です。ミュロンはムー様の妹です。2人とも炎兄様達がレームに居る時にお会いしていますよ?」

そう言われて思い出す

炎「ああ…覚えてるぞ。」

そう言うと俺の顔を覗き込むように見てくる

明らか疑っているな

貴「そう言えば炎兄様がティトスの事を見て女の子同士と言ってましたけど、ティトスは男の子ですよ?」

金髪の子の容姿を思い出す

…女じゃなかったのか

炎「それはすまない事をしたな。今度会った時にでも謝罪する」

覚えていたらだが

炎「それより、もっと話を聞かせろ。」

Aは微笑みながら話を再開する

貴「ティトスとは毎日お喋りしたり、一緒の布団で寝たりしたのです。ミュロンとも話したけど、一番一緒にいたのはティトスだったと思うの。」

そこまで聞いてひとつ疑問が浮かんだ

それは俺だけではなく紅明もだったらしい

明「A。私の聞き間違いかもしれませんが、そのティトスと言う子と一緒の布団で寝たのですか?」

よく聞いてくれた紅明

貴「?そう言いましたけど、何かおかしかったです?」

きょとんとした顔で俺たちを見てくる

明「ティトスは男の子ですよね?」

貴「はい。」

明「その子と一緒の布団で寝たのですよね?」

貴「そうです。」

明「A…」

ぽんっとAの肩に手を置く紅明

その紅明の顔を見上げるA

明「いくら友だとしても、異性と同じ布団で寝てはいけません」

貴「なぜです?」

明「色々な危険があるからです!」

貴「色々な…きけん…?」

絶対によくわかっていない

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爾ャ亜(プロフ) - 鈴屋さん» ご回覧ありがとうございます。ギャップ萌えって良いですよね(*´ω`*) (2017年1月22日 14時) (レス) id: f956985d74 (このIDを非表示/違反報告)
鈴屋(プロフ) - 白龍がずっと真っ赤になっててかわいいwwwこれがギャップ萌えというやつですか.....(*^^*) (2017年1月22日 0時) (レス) id: 5ff6127976 (このIDを非表示/違反報告)
あれん-Alen-(プロフ) - ディウスさん» あー、よかったです。自分の変な提案のせいで台無しになったらと心配してましたw (2015年2月2日 0時) (レス) id: 28296e8ba7 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - あれん-Alen-さん» 返信遅れて申し訳ありませんでした。とてもいい感じになったのであれんさんには感謝しています(*´ω`) (2015年2月1日 22時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
あれん-Alen-(プロフ) - あ、自分が言った色になったんですね!…え、大丈夫でした?絵は上手いのに色のせいで残念とかないですか!? (2015年1月22日 1時) (レス) id: 28296e8ba7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年11月6日 23時

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