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第52話 ページ22

炎「A…隣の奴は誰だ?」

炎兄様がティトスを見ながら呟く

貴「ティトス・アレキウス。さっき知り合いました、私の友達です」

ティトスの手をぎゅと握る

明「友達…ですか。私は練紅明です。こちらは練紅炎…Aの兄です」

練…そう言った明兄様を見て凄く驚いている

ティ「練…?Aは皇女だったのか?」

言ってなかったかしら?

貴「そうよ。でも、皇女と言っても9番目だから気にしなくていいの」

ティトスとは仲良くなりたいし

炎「女同士だから心配する事はないだろう。A俺達は煌に帰るがお前は2ヶ月間レームに留学する事になった。」

女同士?ティトスを女の子と

勘違いしているのかしら?

明「期限は2ヶ月です。それまでに色々な事をレームで学びなさい」

明兄様の言葉の意味

ティトスには分からないと思う

貴「2ヶ月後、楽しみにしていてください。」

ニコリと兄様達に微笑む



ティ「さっき、Aの兄が女同士と言っていたが…そんなに僕は女に見えるのか?」

兄様達を見送った後ティトスが呟いた

貴「ティトスは女の子みたいな顔をしているから、間違えられても仕方ないと思うよ。」

女の子みたいな顔をしている事

気にしているらしい

貴「女の子みたいな顔でもティトスはティトスだよ。可愛くても良いと思う」

ティトスの方が高いから

背伸びをして頭を撫でると

ティ「こ…子供扱いするなっ…!」

真っ赤になって背を向けられた

ミュ「A。申し訳ないのだ」

ドアが開いたと思ったら

ミュロン様が申し訳なさそうに顔を覗かせた

貴「あ…ミュロン様。どちらに行っていたんですか?」

ミュロン様の事すっかり忘れてた

ミュ「元老共に問い詰めたらシェヘラザード様が書いたのだと言われたから本人に確かめに行っていたのだ」

そう言いながら部屋に入ってきて

私の隣に居るティトスを見て驚いていた

ミュ「なんで此処にいるのだ?」

ティトスは私の服をぎゅと掴んできた

貴「シェヘラザード様に会った時に、ティトスと友達になりました。」

ティトスに微笑み手を握ると

安心したらしく握り返してくれる

ミュ「友達…A!僕とも友達になるのだ」

ずいっと手を差し出してきた

貴「私でよければよろしくです」

その手に繋いでいないほうの手を重ねる

レームに来て1日も経っていないのに

友達が2人出来ました

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爾ャ亜(プロフ) - ホッピーさん» ご指摘ありがとうございます。1度間違えると全て間違ってしまうので教えて頂き感謝します (2015年10月26日 16時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
ホッピー - 楽しく読ませてもらってます。ですが、一つだけ訂正を。アキレウスではなく、アレキウスです。 (2015年10月26日 16時) (レス) id: 36d7c8025c (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 頭蓋骨アルバートさん» ありがとうございます!更新なかなかできないですが、頑張りますっ! (2014年11月16日 22時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
頭蓋骨アルバート - おもしろいです!まえまえから楽しまに読ませてもらっています!!主人公ちゃんの性格とか結構すきです!これからも頑張ってください! (2014年11月16日 22時) (レス) id: c37582f3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 骸爛髄さん» ありがとうございます(∩∀`*)キャッ頑張ります(*`ω´*) (2014年10月26日 11時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年9月26日 11時

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