相談04 ページ19
もうほんと、急に襲いかかるのやめてよね、
目の前にいる健二くんが迷惑そうに私を見る。
A「ええー...いいやん別にー...」
健二「なんなの...で、相談って何。」
A「んー。...言いたくない...」
健二「はあっ!?何言いたくないって!?」
A「じゃあ逆になんだと思う?」
健二「逆にって...うーん...」
めっちゃ考えてる。わかるとは思わないけど。
健二「っあ!!佳主馬くん...とか?」
めっちゃびびった。心臓が口から出そうなくらい。
お前鈍感じゃなかったのかよ。
A「な、なんで?」
健二「Aちゃん絡みなら佳主馬くんかなーって。」
A「わ、私をなんだと思ってんだあんたら...」
健二「で?佳主馬くんと何かあったの。」
ずい、とこちらに顔を寄せてくる健二くん
A「う...じゃあヒント出すから、クイズ形式で。」
健二「クイズ形式?」
A「納戸、佳主馬、男女、従兄弟、お祭り...」
健二「えー...男女?うーん...」
A「男女、独身コンビが喜ぶ話題。」
健二「...告白されちゃったの?」
A「結構勘鋭いよねあんた...」
健二「まああれだけヒント貰ったらね。え、本当に告白されちゃったの?」
A「んんー..なんの前触れもなく...」
健二「ええー...なついてるだけだと思ってたんだけどなー...」
A「ほんとにねー...」
二人でさっきまで健二くんが寝てた布団でごろつく。
あー...話すだけじゃ解決しないんだけど...
A「どうすればいい??」
健二「どうすればって...佳主馬くんはなんて言ってたの。」
A「あとで返事しろって。この調子で今日あいつのお祭り行くのかあー...」
健二「あ、そういえばお祭りがあったね。僕も誘われたんだった。」
A「昨日までは一緒に回っちゃお邪魔かなって思ってたんだよー!でもさー...」
健二「言いたいことはわかるけどそれだといつ返事するの?」
A「華麗にスルー。とか。」
健二「えー。一応返事はしたほうがいいんじゃないかな...」
A「だいたいさあ、従兄弟同士って。4歳差って。身長差ほぼ20cm。」
健二「身長差は関係ないんじゃ...まあでも断るにしても、さ。」
A「そっかー。まあ、うんうん。」
健二「ていうか本当に、ませてるねえ...」
A「ほんとに...」
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←相談03
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キャラクター作家(プロフ) - お風呂シーン詳しく書いてくれませんか?サイドストーリーでも良いので (7月16日 18時) (レス) @page11 id: 08065321d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2015年8月18日 13時