納戸 ページ14
A「うう...頭痛...」
えーっと...お酒飲んでないよね...
勧められた記憶もないし...
進められても飲めないし...
重たい体を起こす
あれ、ここ、納戸じゃん。
佳主馬「起きた？」
佳主馬が私の顔を覗き込む。
...綺麗な顔してる。
A「起きた...てかなんで私ここにいるの。」
佳主馬「翔太兄の話聞いてたら途中で寝ちゃったんでしょ。それで師匠がここまで運んできた。」
A「なんでここ？てかいま何時？」
佳主馬「なんでここかはしらん。あと今は朝の５時。」
A「まじ？ふふ、一緒に寝れて嬉しかった？」
佳主馬「ふふ、まあね。」
A「あれ、なんか今日は素直だね。」
佳主馬「Aと一緒の部屋で寝て、嫌な訳無いでしょ。」
A「おお..素直...酔ってるの？」
佳主馬「そんなわけ無いじゃん。身内に警察がいるのに。」
A「じゃあ、そんなに素直になるほど私といるのが嬉しいの？本当に私のこと大好きかよ。」
いつもの調子で佳主馬をおちょくる。
佳主馬「うん。だいたい、僕だって思春期なんだよ？それをA、お風呂に突撃してきたりおんなじ部屋で寝ようとしたり。僕の気持ちも考えてくれない？」
A「は？どういうこと？」
急に真面目な顔になって、なぜかにじり寄ってくる佳主馬。
え？なんかやばくない？？なんで？
佳主馬「去年の夏、Aが連れてきた彼氏を見て僕がどんな気持ちだったと思う？」
A「は？そんなこと知るわけ...」
そのまま私に馬乗りになる佳主馬。
やばい。
佳主馬「僕、Aのことが好きなんだよ。」
A「は？な...今？なんで？」
佳主馬「師匠にAが取られちゃうぞって言われたからかも。」
あー...あの宴会の時の...
...真面目な顔だ。
A「は？んん？いつから？」
佳主馬「ずっと前から好きだったよ？」
A「...本気なの？」
佳主馬「...うん。」
今までの佳主馬と過ごしてきた時間が脳内を駆け巡る。
は？親戚だよ？
A「え...っと、悪いけど。親戚同士で付き合うのとかよく分かんない。」
佳主馬「親戚なんてどうでもいいでしょ。そんなこと気にするの？」
A「そんなことって...大体あんたまだ中学生じゃん。身長だって私よりずっと小さい。」
佳主馬「年なんて関係ないでしょ。身長だって、あっというまだよ。僕先に広間に行ってるから。」
今度返事聞かせて。
そう言い残して佳主馬は先に納戸から出て行ってしまった。
えー...
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キャラクター作家(プロフ) - お風呂シーン詳しく書いてくれませんか？サイドストーリーでも良いので (7月16日 18時) (
レス) @page11 id: 08065321d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年8月18日 13時
