祝日4日目 ページ6
綾瀬side
話してるうちに目的のものは買えたわけで。今はもうすっかり日が暮れ18時。そろそろ帰らないとな、と携帯を開くと左馬刻くんからのメールが入っていた。
『今日パーティーするから早く帰ってこいよ』
パーティー……理鶯さんがケーキを作ってくれるって言ってたような言ってないような…………。
一椛「じゃあそろそろ帰ろうか!」
二郎「絶対今日俺必要なかったじゃねぇか!!!」
綾瀬「いやいや助かったよ〜」
じろちゃんに適当にお礼を言って2人にバイバイと手を振る。電車にのんびり揺られ横浜駅で降りる。改札口を出てふと前を見るととどうやら迎えに来てくれたようで。
左馬刻くんと理鶯さんが車にもたれかかって立っていた。駆け寄ると理鶯さんが「おかえり」と言いながら私の頭を撫でた。
左馬刻「早く帰ってこいって連絡したろうが」
綾瀬「連絡してきた時間が既に遅い。準備終わったの?」
理鶯「あぁ、完璧だ。それより綾瀬。銃兎に何を買ったんだ?」
綾瀬「えー…………秘密」
左馬刻「んだよそれ。早く家行くぞ」
左馬刻くんの言葉に頷き私も理鶯さんも車に乗り込む。
綾瀬「左馬刻くんありがとう」
左馬刻「んだよ急に」
綾瀬「昔のこと思い出してただけ」
左馬刻「…………別に何もしてねぇよ」
理鶯「昔……とは?」
綾瀬「家着いたら理鶯さんにも話すね。初めてお兄ちゃんにプレゼント渡した時の話」
この日、お兄ちゃんが帰ってきたのは夜の9時で理鶯さんの超絶美味しいご飯でパーティーをした。
プレゼントを渡すと相変わらず涙脆いようで昔と同じようにポロポロと涙を流してた。
今も昔も私にとってのたった一人の家族であり、親であるお兄ちゃん。ありがとうなんて言葉はいつもは恥ずかしくて言えないけど今日くらいはね。
綾瀬「誕生日おめでとう。いつもありがとうお兄ちゃん」
゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+
銃兎「これ、左馬刻も金出してくれたんだろ?」
左馬刻「貸し1だからな」
銃兎「誕生日なんだ。それくらいまけてくれよ」
なんて私が寝たあと話してたなんて私は知らない。
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suzusen(プロフ) - ゆゆさん» 入間ちゃんが「誰だって天変地異起こしちゃうよね、分かる」と言ってました()意外と平均点以上取るのってまぁまぁ難しいですよね(笑) (2020年1月2日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 入間ちゃん、心配するな。私なんて昔算数だった時に10点とったことあるんだから(( 今でもテストの多くは平均点以下だし← (2020年1月2日 23時) (レス) id: 0ad758797f (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ♭れもんさん» そうなんですよ、気づいたらもう6まで.......。優しい皆さんのおかげです!えええええ嬉しすぎます!!!そんな!そんな!私も大好きです.......!!!ほんとに!自分が読みたいものを書いてるだけなので!!あ"ぁ!!嬉しい!!これからもよろしくお願いします!!! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
♭れもん - もうシリーズも6になっちゃうんですね…すごいです!こんなに話を続けられて、私も個人的にの小説ですが、suzusenさんのようなをモットーにがんばりますっ!応援してますっ!大好きです← (2019年12月29日 1時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ヒロアカ、ヒプマイ最高!!さん» わあ!!コメントありがとうございます(^^)今年中には続編頑張ってあげます!!!!お待たせしてすみません.......。応援ありがとうございます! (2019年12月26日 17時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suzusen | 作成日時:2019年6月22日 10時