山田家長女と入間家長女の日常

22日目 ページ27

一椛(あたしと二郎が喧嘩してるのを入間はこういう気持ちで見てるんだろうなぁ)







なんて思いながら一椛はソファに腰掛けた。





現在、渋谷にある飴村乱数の事務所に2人は来ており入間と乱数は5分間くらいずっと言い合いをしている。





それを呆れた顔をして一椛が見ているところだ。





綾瀬はとにかく飴村乱数のことが苦手で来て早々





乱数「あれ！一椛来てたんだね！！！いらっしゃい！！あれれ〜？？？綾瀬も来るなんて明日雨かなぁ？？」




綾瀬「うぜぇ」





乱数「女の子なんだからもっと可愛い言葉遣いしないと！めっ！だよ！！！」





という感じで喧嘩が始まった。





それが今も収集がつくどころか激しさが増していく。





綾瀬「てかよく寂雷先生にジジイとか言ってるけど私からしたら乱数さんもじじいだからね」



乱数「ふええええひどい綾瀬！！えーん！えーん！！」




綾瀬「うざい！！！！」






もうどうすることも出来ず一椛は頭を抱える。



その時だった。






「おや、今日はずいぶんと賑やかですね」



「乱数〜！！遊びに来たぜ！！！」









綾瀬「あっ」
一椛「誰」
乱数「あー！！幻太郎に帝統！！待ってたよ〜！！」








一椛と綾瀬はポカーンッと効果音がつきそうな顔ををしている。






逆に乱数は先程のままキャラを崩さず2人に向けて手を振る。







「この方達は？？」




飴村「友達だよ〜！！」




綾瀬「違う」




「おい違うって言ってっけど」





一椛「いや誰！！！！！」








一椛の叫びに答えるように乱数は幻太郎と帝統の前で手を広げる。






乱数「僕の大事な仲間だよ！！」




幻太郎「夢野幻太郎と言います。」



帝統「有栖川帝統だ！よろしくな！！」

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