化け狸の跡取りは

優「壮絶ぅ...」 ページ17

〜うらたside〜



琳多「ご当主様、失礼致します。」

う「もういいのか？」

琳多「はい、お陰様で...」

さ「良かったなぁ！」

し「ほんまやで...」

せ「んふふwお目目まんまるwww」

琳多「お、怒ってらっしゃらないのですか...！？」

しせ『全然？』

う「琳多、もう二度とあんな態度はとらぬように。」

琳多「はっ、申し訳ございません。」

う「それで？」

琳多「はい、蝦夷、東北、北陸、関東、近畿、中国、四国、九州、琉球の一族はみな無事でございます。」

せ「白狐家の情報って持ってたり？」

琳多「はい、白狐家の方々もご無事です。」

せ「ありがとう。」

琳多「200以下の兄弟はまだ混乱中ですが、400以下が面倒をみており、大事にはならないと思われます。」

やまだ「失礼。」

琳多「やまだ？お前、どこに...」

やまだ「長老のとこ。」

う「なんだって？」

やまだ「もう地震ほとんどないって。」

琳多「ほっ...」

し「長老って、じい様の代の？」

さ「うっそぉ...」

う「今8000。」

しさせ『バケモンだぁ...』

琳多「特大ブーメラン...」

やまだ「水羊羹。」

う「ん。」

やまだ「♪」

雫玖「琳多兄上！！大変でございます！！」

琳多「雫玖？」

さ「(お前も覚えとるんかい)どしたの？」

雫玖「っ琳音兄上が...暴走を！」






え






う「雫玖今すぐ俺の羽織をもってこい。琳多、避難誘導を琳乃にやらせろ。お前は琳音の相手だ。」

雫琳『はっ。』

う「志麻、坂田、センラ、お前らは周りに結界を。」

せ「結界！？」

う「はやくしろ！！」

し「っ！おっしゃやるでお前ら！」

さ「んんん！？」

う「佳澄！！」

佳澄「はっ。」

う「翠の兄弟に治癒を頼め。」

佳澄「ご当主様が戦うのですか！？」

う「俺は怪我はしないが琳多が今危ない。はやくいけ！」

佳澄「は、はっ！」



琳音「兄上...どけ！」

「「「きゃぁぁあ！！」」」

琳多「琳音...お前兄弟にむかって...！」

琳凪「琳多、今の琳音には通用せん。」

琳多「わかっておる...兄様...！」

琳乃「避難誘導完了。助太刀いたす。」

琳多「琳乃」

琳乃「なんだ。」

琳多「琳緒は」

琳乃「琳緒はみんなの元に。」

琳多「...そうか、なら良い。油断するな。」

琳多「俺たちは時間稼ぎだ。兄様がくるまで本気を出すなよ。」

琳音「この目...！忌々しい！！あぁぁぁぁあ！！！！」

琳凪「ラリってやがる。ご当主様は！」








‐琳音‐




琳音「ﾋｯ」

う「........」→←せ「今はやまだぬきはう○こやないで」

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