24番地獄 ページ26
「────あれ？鬼灯様は？」
閻魔殿に遊びに来たシロ達はいつもと違う風景に首をかしげた
閻魔はそのまま座っているが、鬼灯がいつも立っている場所にはAがいるのだ。
「おはよう、シロ君、柿助君、ルリオ君。
鬼灯は今徹夜明けの爆睡中だよ。」
巻物をしまって近づいてきたシロを撫でるA。シロは更に尻尾を振ってワン！と鳴いた
閻魔がシロ達に説明をする
「鬼灯君、働きっぱなしだったし
少しは休暇を入れて効率良くしないとなって思ったんだ」
まぁわしのせいでもあるから、反省してるんだけどね…と頭をかく閻魔にAは「そうですよ、大王…」と呆れて苦笑いをした。
柿助がオレも！とAに撫でてもらいにいくと、Aは微笑んで受け入れた。
「────────鳥は報われない運命だ…。」
ルリオがしょげていると、シロは「あ！」とAにたずねた
「鬼灯様のとこに遊びに行こうよー！
いい？A様」
「ぐっ────可愛いけど、鬼灯の目覚めはちょっと手に負えない…
大王がすでに経験してますよね？」
シロと柿助を抱えながら閻魔の方を向くと、閻魔は苦い顔をしながら出張での体験談を語った。
「まぁあれはわしが悪いとこもあるけど────────」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 334人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結菜(プロフ) - クリスマスなひとし君じゃなくてクリスタルひとしですよ笑笑 (2021年5月5日 17時) (
レス) id: e175c16b78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涼竜 | 作成日時：2018年5月24日 22時
