３２，二次試験会場への道 ページ32
二次試験会場では、ギタラクルが、電話を切り、仕舞った。
キル「あっれぇー？ゴンとAのやつ、やっぱりいないなぁ。」
ギタラクルのすぐ後ろにいるキルア。
だが、ギタラクルの正体には気付かない。
あちらこちらで息切れしている受験生と、腕時計で時間を確認するサトツさん･･････。
ゴン「こっちだよ。」
真顔でクラピカと、俺に教えるゴン。
クラ「そんなに、ハッキリわかるのか？」
ゴン「うん、レオリオのつけてた香水は独特だから。
数�劼�らい先にいても、わかるんだよね。」
『へぇ〜！すごいね！
俺にもその嗅覚わけてー！』
俺は空気なんか読まずに、ゴンに言う。
クラ「･･････」
ゴン「ねぇ、クラピカ。ヒソカが言ってた合格って、どういう意味だと思う？」
『アレ？俺、無視？
え、ちょっと、無視は酷くない！？』
クラ「A、少し静かにしていろ。
ゴン、もしかしたらヒソカは、審査していたのかもしれないな。」
『俺、泣いちゃうよ･･････？
泣いてもいいの！？』
ゴン「審査･･････？」
ゴンにまた無視された。
仕方ない、黙ってるか。
クラ「あぁ。奴の中に、奴なりの強さの基準があって、それで、受験者たちの力量を測っていたのかもしれない。ゴンとレオリオは、その基準をクリアした、と言うことなのだろう。
」
ゴン「そっか、でも俺、ヒソカに何も出来なかったよ。」
クラ「最初、あいつに１発食らわせたんだろ？」
ゴン「アレは不意打ちだったし、それに、レオリオは倒されたのにそれでも合格だって。」
クラ「･･････恐らく、自分と似たニオイを感じ取ったんじゃないか？」
ゴン「ニオイ？」
クラ「ヒソカにハンターの資格があるとは、私は絶対に思わない。
しかし、あの超人的な身のこなし、華麗なる技、見事と認めざるを得ない。
特異な能力を持つものが、同じような才能の持ち主を発掘することはよくある。
多分、ヒソカなりの勘や経験で、２人に、ハンターとしての素質や、将来性を感じたのではないか？
今、殺すには惜しい。
そんな風に考えたのかもしれないな。」
ゴン「････････････」
クラ「おっと、すまない。
無神経だったかな。」
『ねぇ、俺は･･････？
一応ヒソカ数発殴ってるんですけど･･････？』
ゴンは首を振る。
ゴン「ううん。でも俺、あのとき、ワクワクしたんだ。」
クラ「え？」
あ、もう俺いない人ですね。
空気なんですね。(´；ω；`)ｳｩ
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Haru - めちゃくちゃ面白かったです！頑張ってください！ (7月17日 16時) (
レス) @page3 id: ad9c42c2a7 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - フェバルさん» ありがとうございます！その様な風に言っていただけて、ものすごく嬉しいです！更新、頑張らせていただきますヽ(；▽；)ノ (2018年12月20日 21時) (レス) id: 3474764e22 (このIDを非表示/違反報告)
フェバル - こんなに面白いのになんでお星様が赤くないのか不思議なくらいです！更新ガンバッテください！ (2018年12月20日 20時) (レス) id: da0e7ea281 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 詩来セイさん» これ書いてるときと、アニメ見てるときが１番の幸せだからね〜。あ、せっちゃんのタイトル、少し借りたよ。 (2018年12月1日 11時) (レス) id: 3474764e22 (このIDを非表示/違反報告)
詩来セイ(プロフ) - わぁお……もう40話行ったんだ！？すごいなぁ…自分は衝動書きだからなぁ… (2018年12月1日 1時) (レス) id: c724e9e368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2018年11月23日 15時
