25話 ページ28
ナレーター「王子は困りましたがこうなればシンデレラに聞くしかないと思い、兄達に提案をしました」
黄瀬「お二人が本当にシンデレラの事を思うなら彼女に決めてもらいましょう
私と結婚するか、この家にとどまるかを」
赤司「だがシンデレラは王子の命令なら…と言いかねないぞ?」
黄瀬「なら兄妹である貴方達が言ってください、私から言うより説得力があるでしょう」
桃井「……わかりました」
ナレーター「そう言って三人はシンデレラの部屋に向かいました
シンデレラはベランダで物憂げに庭を見ていました。名前を呼ばれ振り向くと自分の兄達と王子がいました」
「エド王子…何故ここに?」
桃井「シンデレラ、落ち着いて聞いてね」
姉の言葉を聞きAはキョトンとした顔をし首を傾げた。純粋で可愛い設定のシンデレラならこれくらいやるだろう
桃井「王子が、Aをお嫁さんにしたいんだって。でも私達本当は行って欲しくなくて…だからAに決めて貰おうと思ったの」
黄瀬「好きな方を選んでシンデレラ、僕とくるかここで家族と過ごすか
来てくれるならすぐにでも結婚式を挙げたいんだ」
「………」
姉と王子にそう言われるがシンデレラは何も言わずに再び庭へ視線を戻した
赤司「シンデレラ?」
「…エド王子、お誘いはとても嬉しいです。ですが…」
「「「?」」」
「私達まだあって数日ですよね?そんな短期間でお互いの事も知らないのに結婚式とか言われても困ります
というか三人とも煩いです、上まで声が響いてましたよ?早々に戻れと言われたから何も聞かずここへ来たのに意味なかったではないですか!
何が結婚ですか?何が『だが断る』ですか!私の意見も取り入れろです!」
ナレーター「振り向いてそう言ったシンデレラは少しだけ怒ってました」
((絶対少しじゃない))と観客の心情が一致した
「というかこれ私の問題ですよ?本当に私の事を思うならお姉様達は勝手に決めないでください!何故私の事なのに私除け者なんですか!
エドもです!本当に好きならそれくらい考えてください、私そこまで安い女ではありません!
本音を言うと、私はまだ貴方の事そこまで好きではありません!!!!」
ナレーター「まだ言い足りない様ですが三人の心はバキバキなのでもうやめてあげてください」
一部の人はお察し頂けただろうがこれはギャグ演劇だ
ここからどうなるのだろうかと観客は胸を躍らせた
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荊鈴音@月猫(プロフ) - さとう。さん» そうなんですか!?無知を晒してしまって恥ずかしいです…wわざわざ教えてくださってありがとうございます!! (2019年7月30日 16時) (レス) id: ea04c08b7a (このIDを非表示/違反報告)
さとう。(プロフ) - ですがまぁ詳しいことは気にしなくていいと思います!笑 とても面白いです、ありがとうございました (2019年7月27日 7時) (レス) id: 15c53c1034 (このIDを非表示/違反報告)
さとう。(プロフ) - すみません、本当に今更で申し訳ないんですがNOCというのはノンオフィシャルカバー…基本的にCIA(米情報機関)の潜入捜査官のことを指すので、公安の方はそう呼ばないかと…降谷さん達が黒の組織でノックリストに載っていたのは黒の組織内でNOCを鼠と扱っているからです (2019年7月27日 7時) (レス) id: 15c53c1034 (このIDを非表示/違反報告)
荊鈴音@月猫(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます〜こんなにも見てくださってる方がいるのに更新できないのが申し訳ないです…。でも頑張ります!! (2018年5月2日 0時) (レス) id: 4cfb1ae513 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 黒バスとコナン君のコラボなんて最高ですね!これからも頑張ってください! (2018年5月1日 23時) (レス) id: adda87380c (このIDを非表示/違反報告)
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